化学アレルギーでもできる勉強法!理論化学編
理論化学とは
まず、理論化学はこのあと学習する有機化学、無機化学の基礎となる分野です。化学は理論ができなければ何もできない、と言っても過言ではありません。そして、化学の3分野の中で最初で最大の難関です。言い換えると、理論化学を乗り越えられれば残りの分野はできるようになります。では、具体的にどうすればよいのでしょうか?
公式が命!な理論化学の計算
まず、画像の公式が頭に入っていますか?これは化学基礎のときから頻出のmolの単位換算の公式ですよね。計算問題は公式を覚えていないと解けません(これは物理にも共通していますよね)。他にも、気体の状態方程式や、化学平衡の計算に必要な公式、たくさんあります。
また、公式でなくても法則なども覚えなくてはなりません。
でも、これらを丸暗記していくのって中々大変…って思いませんか?
覚えてしまえばこっちのもの!
最低限のことさえ覚えてしまえば怖くありません!…と言ってもその最低限のことを覚えるのにも苦戦していた筆者ですが…(^^;)
上記のmolの計算ですが、単位がありますよね?矢印の途中にあるものを見ていきましょう。リットルからmolの換算では、気体の標準状態は22.4L/molなので、L(リットル)をmolで割ればいいということがわかります。他も同じで、グラムからmolの換算は分子量の単位がg/molなので、g(グラム)をmolで割ります。
画像の図を丸暗記する必要なんてないのです
筆者がやっていたこと
高校時代に筆者がやっていたことは、理論まとめノートと問題演習のみでした。まとめノートは、本当に覚えなければならないところだけ授業中にふせんに書き出し、家に帰ってからノートに貼りつけるだけという、なんとも簡易的なものでした。また、問題演習は何度も繰り返し解くことが大切です!同じ問題でいいので何回も解きなおしてください。そうするうちにコツがつかめるようになり、まとめノートも、まとめるべき内容が掴めてくると思います。
まとめ
いかがでしたか?理論化学は公式を覚えるコツをつかめばできるようになります!覚えきれないからと諦めないで、工夫してじっくり覚えていきましょう。お役に立てたかどうかはわかりませんが、参考にしていただけたら幸いです。