部活の毎日で、大学受験は大丈夫?
高校の部活は平日も土日も大忙し!
中学とは違って、ハードな運動部の部活や、大会に力が入っている文科系の部活が増えます。部活の終わる時間も中学より遅くなったり、部活が終わったあとの友達や先輩たちとの時間も高校生の部活の醍醐味の一つでしょう。大会を意識した部活は特に、土日の練習も長くなり、高校生活が部活で過ぎている時期もあるでしょう
部活の仲間、先輩とのコミュニケーション作りは将来に活きてくる
親の立場としては、毎日帰りが遅いのも心配になったり、部活でくたくたに疲れて帰ってきて、勉強どころではない毎日、大学受験は大丈夫なのか、不安になってきますよね。大学受験は、高校受験より、もっと大変なのに、塾に行く時間すらない毎日、不安もつのる一方でしょう。しかし、この時間の積み重ねは、社会人になったときにきっと活かされる時間になるでしょう。コミュニケーション能力が足りないといわれる現代人には、貴重な財産ともなるでしょう。
学校の補講があるから大丈夫!
高校に入学して、よく言われることは「塾にいかなくても学校の補講をきちんと受講していれば大丈夫です」ということと、「部活を一生懸命続けた生徒は、部活引退後の切り替えも早く、成績の伸びもとてもいい」とのことです。もちろん、お子様の性格や、志望校など、塾の必要性も否定できないことも事実です。
毎日続けてきた部活で得た精神力が、大学のプレッシャーを感じ始めたときに活きてくるのでしょう。部活引退後は、授業前の補講、授業後の補講、毎月のようにある模試、嫌でも大学入試を意識します。学校側も、沢山の卒業生を送り出してきた結果から、自信をもって言えることなのでしょう。
まとめ
義務教育とは違った高校生活、子供から大人の世界に移りゆくための大切な時間です。全て、親が守り続ける事はできません。部活の大変さも、成し遂げたときの達成感、いよいよ始まる受験への不安、これからは、全て自分の人生を自分で決めていくための成長過程において、必要な経験です。
高校三年間はお子様にとっても、多くの経験を積み、成長する時期です。まずは、お子様の意志を尊重し、後悔のない時間を過ごさせてあげたいものですよね。どんな経験でも、無駄になる経験はありません。大学入試は、人生を決める最後の受験です。それゆえに、乗り越える強い精神力も必要ということでしょう。部活での時間が逆に、受験の糧となることもあるということも頭に置いたうえで、お子様の意志も尊重しつつ高校生活の過ごし方を親も見守りながら、時には話し合って決めていくことが大切でしょう。