受験は計画的に!勉強時間の割り振り方!得意科目ばかり勉強しない
初めに大学の合格点を知る!
まず初めに大学の合格点を知りましょう。自分の受ける大学の合格点が何点なのかを知ることは受験対策の第1歩です。
早稲田大学政治経済学部
・満点230点【国語70点、外国語90点、選択科目70点(地歴、公民、数学から1科目選択)】
・合格点160点
そしてこの合格点を各科目に割り振ってみましょう。
・国語50点、外国語60点、選択科目50点。(英語が苦手な人の戦略。)
こうやってみるとある科目で満点をとらなくても合格できてしまうのですね。この目標なら無理なく合格点に達することができると思いませんか?
この合格点はパスナビさんで調べれば簡単にわかりますよ。
科目ごとの目標点を決めよう。
合格点がわかったら、自分自身の現在の現状に合わせて合格点を割り振り、科目ごとの目標点を決めてください。上の早稲田政経の例で挙げれば例えば国語が苦手科目なら国語40点、英語70点、選択科目50点みたいに割り振り、目標点を決めるのです。注意点としては。
・得意科目、苦手科目を考えて目標点を決める。
・外国語90点みたいに、1科目で満点をとるという戦略はとらない。
・科目ごとの特性を考える。国語は点数が伸びにくい(特に現代文)など。
そして勉強時間を割り振ろう!
目標点を決めたらそれを元に勉強時間を割り振りましょう。国語40点、英語70点、選択科目50点として、英語が結構得意で70点取れそう、ただし国語と選択科目があまりにも苦手で20点も取れそうにないと思ったら、1日3時間勉強すると仮定して、英語30分、国語と選択科目1時間15分みたいな感じでしょうか。
自分の現状に合わせて勉強時間を割り振ってください。
得意科目ばかり勉強しない。
勉強時間を割り振るときの注意点としては得意科目ばかり勉強時間を使わないことです。得意科目はどうしても勉強するのが楽しいのですね。どんどん勉強が進み、気が付いたら勉強時間が無くなっていたという経験をする人も多いと思います。そして満点を狙ってさらに勉強時間が費やされる。苦手科目もある程度点数を取らないと合格できませんので苦手科目の勉強にも時間を使いましょう。ぜひご注意を。
満点を目標にしない。
また目標点を立てるときの注意点としては、1教科だけ満点を取るという目標を立てないことです。(英語90点、国語35点、選択科目35点)。満点を狙うのはリスクがあり、満点を取るには難問もすべて正解しなければならず勉強時間が非常にかかり、そのせいで他の教科の勉強がおろそかになってしまう人が多いですね。例えば日本史では難問の教科書には出てこない「重箱の隅つつき問題」に正解しようとすると、勉強時間がいくらあっても足りなくなります。
例え満点を狙えるほどの実力を身に付けたとしても次のようにまた別の問題が発生します。
数学は難問を解くには時間がかかる。
数学の難問は解くのに時間がかかる場合があります。その数学の難問に時間を取られ、本来解くべき問題を正解できずに不合格ということになりかねません。数学の場合は難問を見極めること。そして解いている最中に難問だとわかったら途中で切り上げて、他の問題に取り掛かることをお勧めします。また他の教科、例えば日本史などの難問は記憶してなければいくら考えても答えは出てきませんので、適当にマークするなどして次の問題に進むことをお勧めします。
受験は総合力の勝負です!
受験は1科目だけ良ければいいのではなく、3~5科目を万遍なく点数を取るのが合格のコツです。受験は戦略を立て、計画的に勉強しましょう。受験は総合力の勝負です!