英語の長文問題のレベルアップで注意したいポイントとは
長文問題のレベルアップの利点
長文の問題集はレベル別になっているものが多いです。一冊の問題集を終えたらレベルアップを図って他の問題集を購入していくといった場合が多いと思います。英語長文のレベルを上げていろいろな問題を解いていくと、入試問題の様々な傾向に対応していく力がつきます。また、今まで身につけた基礎力を使って難しい問題を解いていく応用力の養成にもなります。このように実践的な力をつけていくには長文問題のレベルアップは欠かせないものとなります。
どのようなものがレベルアップになるのか
英語の長文問題のレベルアップで注意したいポイントとして、長文問題の長さが挙げられます。それまで解いていた長文より長くなったからといって、今までと大して難易度が変わらないこともあります。逆に、これまでと同じような長さだとしてもいきなり難易度が上がることもあります。レベルアップを単純な長さの問題として考えてしまうと、いきなり難易度を上げたり難易度があまり変わらなかったりという問題が生じてしまいます。レベルアップした問題を自分で判断することは難しいので、レベル別になっている長文問題集を使用することが一つの目安になります。
レベル別の問題集をこなしていくときの注意点
レベル別の長文問題集は確かにレベルアップを考えるときに使いやすいですが、何冊かに分かれているレベル別の長文問題集を最初のレベルから全てこなそうとすると時間がかかりすぎて効率が下がってしまうおそれがあります。レベル別の長文問題集を購入するときには、まず自分のレベルの設定をしっかりして購入してみましょう。自分の長文レベルがどの程度かを他の問題集などである程度把握しておき、そのレベルに合った問題集の購入を考えていきましょう。なんとなく最初のレベルのものから解き進めたり、漠然と選んだレベルのものから始めたりすると逆に効率が悪くなるおそれがあります。
正答率によってレベルを一度下げることも大事
レベル別に長文問題集を解いていくときに注意したいこととして、自分の基礎力があやふやになっているにもかかわらずレベルアップを考えすぎて、次々にレベルの高いものに取り組みすぎてしまうことが挙げられます。いくらレベルを上げても肝心の基礎力がおろそかになっていると効果が出ないので、正答率が下がってきたときには一度レベルを下げてみることも大事です。英語長文のレベルアップでは、単語力や語彙力などの基礎的な力もその都度考慮して正答率を把握しておきたいところです。