勉強法 塾や予備校に通わないと難関大学には合格できない⁉︎先生の必要性とは

塾や予備校に通わないと難関大学には合格できない⁉︎先生の必要性とは

塾や予備校に通わないと難関大学には合格できない⁉︎先生の必要性とは

現役生も予備校に通ったほうがいいの?

近年では、高校入学と同時に「授業補習」という名目で学習塾に通ったり、高校3年生になってから慌てて大手予備校の講習を申し込んだり・・・という光景が当たり前になりました。
ある程度レベルの高い大学を考えている現役生なら、クラスの友達がどんどん予備校通いを始め、「俺も行ったほうがいいのかな・・・」と何となく「取り残された感」から不安を感じているかもしれません。
また逆に、「予備校に通ってるけど、成績上がらないし課題めんどくさいし、行く必要あるのかな・・・?」という人もいるかもしれません。
実際、現役生は予備校に通わないと難関大学には合格できないのでしょうか?

塾の必要性は成績ではなく性格で決まる!

実際、私は中学、高校、浪人時代すべて塾や予備校、家庭教師などに一切頼らずにいわゆる超難関国公立大学に合格することができました。
ただ、それは私自身が「先生のペースで勉強しなければならないことが嫌だった」ということが大きな理由です。
もともと成績が良かったわけではなく、高校入学当初の偏差値は、進研模試などの標準的なテストで40前後。
その当時から志望校のレベルは変わっていませんでした。
ここの段階ですぐに塾に行き始める人も多いのではないかと思いますが、ここで、塾に行って何をするのかを真剣に考えてみましょう。
基本的に、何を勉強すれば良いのかについては、本屋さんに行けば様々なレベル向けの参考書が並んでいるので、それを見れば分かります。
どこから始めたらいいか分からない・・・と思うのであれば、ある程度のレベルのまとめ問題を解いてみて、できなかった単元やポイントの少し前からやればOKです。
徹底的に初めから復習が必要なら、教科書を初めから読むか、易しめの参考書を丁寧に読み込めば、授業を受けるのと同じくらいか、それ以上の密度で知識を入れることができます。
その後も、適切なレベルで解説が詳しい問題集を購入すれば、問題なく成績を上げることができます。
私の場合、問題集で分からないところがあれば友達に聞くか、yahoo知恵袋に頼っていました。
学校の先生に聞いても良いでしょう。
これで実際、3か月で偏差値は40前後から55くらいまで上がりました。(2年生になるころには70代までいきました。)

個別塾でもない限り、予備校に通うと「自分のペースで勉強する」ということができなくなります。
自分はまだその単元の公式すら覚えられていないのに、いきなり問題の解説をされても分かるわけがないし、意味がありません。
そのうえ、その範囲の課題が出されたりしたら・・・
そんなものを解く前に、早く最低限度の知識を入れるべきですね。
このように、成績がどれほど悪くても、自分で勉強できる性格なのであれば、塾に行く必要はほとんどありません。
ただ、いくら本人も「良い大学に行きたい」と思っていても、強制されないとどうやってもできない人もいます。
能力的に自学自習ができない人はいないと思いますが、精神的な問題でできない人はたくさんいます。
いくら成績が良くても強制されないとできない人はいるし、成績がまだ悪くても自分でやるほうが向く人はいます。
予備校に通うか通わないかは、自分の成績ではなく性格で決めるべきでしょう。

予備校に通うメリットは?

ここまで、どちらかというと「予備校に通わなくても大丈夫!」という視点でお話してきましたが、逆に予備校に通うメリットについて考えてみたいと思います。

通うのが「中堅個別塾」なのか駿台や河合塾などの「大手予備校」なのか、はたまた東進などの「映像授業」なのか、それらについても大きく変わりますが、基本的には「信頼できる先生と出会える」ということです。
自分に合う先生というのは本当に偉大なもので、ちょっとした一言一言すべてが自分の苦手を解決してくれる・・・そんな場合は少なくありません。
なんとなく自分に合わない先生の授業を受けていてもあまり意味がありませんが、(ただただ板書されたことをノートに書くだけの単純作業になってしまう可能性があります)そういう先生の授業を受けることができる(大手なら比較的すぐにめぐり合える場合が多いです)のなら、塾や予備校に通うメリットは、払う金額以上に大きいものになります。

~最後に~

このように、予備校に通うメリットやデメリット、必要性について話してきましたが、なんといっても「自分が一人で自習することが嫌かそうでないか」という点が大きいと思います。
どうしても嫌なのであれば、通わなくても志望校に合格できる可能性は決して狭まったりしませんし、逆に通ったからこそ可能性が狭くなる場合もあります。
自分の正直な気持ちを見つめなおして、決断してくださいね!