勉強法 使役動詞の使い方は?違いって何?

使役動詞の使い方は?違いって何?

使役動詞の使い方は?違いって何?

①使役動詞の種類

再確認ですが使役動詞は、人や物に「~させる」や「~してもらう」という意味です。主な使役動詞には,let,make,haveなどがありました。そしてgetは使役動詞ではありませんが意味が近いということでふれていこうと思います。

②let

Let me know.「知らせてください」Let me think.「考えさせてください」会話やメールなどでもよく使います。He doesn’t let her drive.「彼は彼女に運転をさせません」この文はHe doesn’t allow her to drive.と書き換えることができます。letは,人に許可をあたえるというニュアンスです。

③make

I made my son clean the room.「私は息子に部屋を掃除させた」和訳は簡単ですが,意味はどうでしょうか。結構,無理やり掃除させてる感じです。つまりI forced my son to clean the room.「掃除するよう強要した」と同じ意味だと考えます。He makes his workers work late without allowance for overtime.「彼は労働者を残業手当なしでで遅くまで働かせている」この例文を覚えておくとよいと思います。

④have

I had the engineer repair my TV.「私はその修理の人ににテレビを修理してもらった」お金を払ってそのサービスを依頼すれば,その人は当然修理をするのでhaveを使います。askを使って表現できます。I asked the engineer to repair my TV.となります。I had my hair cut.「私は髪を切ってもらいました」特にこの例文はよく出てくるので覚えておくと絶対いいです。

⑤get to

これはどうでしょう。I got him to change his mind.「私は彼の考えを変えさせた」説得した感じがでてきます。I persuaded him to change his mind.

⑥ニュアンスの違い

ではおしまいに,使役動詞によってどうニュアンスが変わるでしょうか。それでは考えてみて下さい。
She let her brother carry new garden tree.(どうしても運びたいならいいよ)
She make her brother carry new garden tree.(無理やり)
She have her brother carry new garden tree.(彼は植木やさん?)
She got her brother to carry new garden tree. (彼にお願いして運んでもらった)