センター試験対策:英語の問題解く順番考えてる?
センター試験の英語の問題量
あの厚い問題冊子が配られた瞬間、一気に冷める受験生も多いのではないでしょうか。
センター試験の英語といえば、そのボリューミーな問題で次々と受験生たちをノックアウトする事で有名です。
問題数も多ければ、長文読解の問題文も長い!!
有難くその量を受け入れよう
しかし、問題がボリューミーなのは、むしろ歓迎すべき事なのです。
逆に問題用紙がペラペラで、問題数も少ない方が、私は不安になります。
問題が多いという事は、1問1問の点数配分が小さくなるので、数問落としたところで大した傷にならないという事なのです。
問題数が少ないと、その分1問あたりの点数のウエイトが上がりますし、考えさせる問題や創造させる問題が中心になるので、よほど難しいのです。
長文が長いのも、ある意味有難い事です。ヒントがゴロゴロしているという事です。
また、情報が多いので、多少意味の分からない単語や言い回しが出てきても、全体像をつかみやすいのも特徴なのです。
どうでしょう。
少し、センター試験の分厚い問題冊子が親切に思えてきませんか。
それでも時間との戦いは避けられない
いくら親切だからといって、制限時間内に、その問題量をこなして、長文を読み解かなければならない事実は変わりません。
私も、模擬試験、本番のセンター試験、ともに時間ギリギリでした。
解く順番は自分にしか考えられない
よく、英語の問題は小問(長文読解ではなく、単発の問題)から解けと言う人がいたり、逆に長文から解けという人がいたり、色々なところで色々な「攻略法」がささやかれています。
英語の問題を解く順番に正解はありません。
自分に最も合っている順番は、自分で探すしかないのです。
過去問題を何度も解いて、研究してみましょう。
ポイントは「最も安心して問題に取り組めるような順番」を見つける事です。
例えば、小問を先に解いていると後に待ち受ける長文で時間が足りなくなるのでは、と心配になる人は思い切って長文からトライしましょう。
逆に、長文で分からないところがあると、つい読み込んでしまう癖があるという人は小問から着実に解いていきましょう。
参考:筆者の順番
私も色々考えましたが、結局、最初から順番通りチャレンジしていくことにしました。
しかし、必ず守っていたルールがあります。
それは「1順目は絶対に足踏みしないこと」です。
まずものすごい勢いで問題を片っ端から解いていきます。
特に小問に関しては、少しでも「分からない」と感じた問題はすっ飛ばして、どんどん先へ進んでいきました。
長文読解でこれをやると大幅に時間をロスするので、本文自体は丁寧に読み進めながら、それでも、例えば2択まで絞って迷ってしまった場合は、両方にチェックして、飛ばして次へいきました。
すさまじいスピードで解いていくので、なんと時間が余るのです。
その時間で、自分が「いけるかな」と感じた箇所から、戻ってリトライしていました。
まとめ:「つまずいても立ち止まらない」が鉄則
私のやり方をおすすめするわけではありませんが、どんな順番で解くにせよ、ひとつだけ守りたい共通の鉄則があります。
それこそが「分からない問題でつまずいても絶対に立ち止まらない」という鉄則です。
量の多いセンター試験は時間との勝負です。
時間を制した者が、センター試験の英語も制するのです。