理系京大志望必見!京大合格のための勉強法と対策!
京大国語
理系にとっての強敵です。難解な文章かつ練りこまれた問題を解かなければいけません。記述式で字数指定がない問題形式です。とはいっても膨大な量の記述量が求められます。
答案の書き方のポイント
①解答は一段落に25字前後入れましょう。
②一段落に一解答要素を入れる。(足りない場合は随時増やしてください。)
③簡潔に書く。だらだらと書かないようにしましょう。
④言い換えを行いましょう。文章の言葉をそのまま使っても点数はあまり稼げません。
⑤どうしても長い文章になるので適度に区切ってわかりやすい文章を作りましょう。
問題の解き方
まずじっくり文章を最後まで読みましょう。その時に文章の要点をつかみ線を引くのがいいでしょう。次に解答を作成します。いきなり解答用紙に書くのではなく問題用紙の余白に下書きを書きましょう。線を引いた文章の要点を適宜解答に盛り込んでいきましょう。まれに解答要素が問題文とかけ離れた場所にあるので注意しましょう。すべての問いの下書きを終えたらもう一度文章題をじっくり読みましょう。そうすることで新たな発見があるはずです。その後下書きに足りない要素を加え解答用紙に答えを書きましょう。
勉強法
添削指導を受けることをオススメします。京大国語の解答は自分で採点するのは難しいです。学校の先生などに添削を頼みましょう。過去問を解くのがいいでしょう。
京大数学
京大数学は一層「癖」が強いです。計算は煩雑ではないですが発想の転換が求められることが多いです。
京大数学は6題ありそのうちの3題(医学部では4題)が解ければ合格圏内に入ると言われています。
6題中2~3題は標準レベルの問題なのでそこでいかに点数を稼ぐかが肝になってきます。
標準レベルの問題ほど京大は厳しく採点するので論理的に解答を書き上げましょう。
まず計算問題は値を合わせましょう。計算問題で答えが間違っていたらほとんど点数がもらえません。
理想的には標準問題で2~3題完答し応用問題で部分点を稼ぎたいところです。
勉強法
基礎をマスターしましょう。難しい問題を解くより標準レベルの問題を完答していくことが重要です。
解説が丁寧な赤チャート、要点が詰まった一対一対応の演習/数学がオススメです。
京大英語
基本、英文和訳と和文英訳しか出ません。単純な問題形式でありながら難度は高いです。
英文和訳
高校レベルを超えた単語が出ることがあります。これは文脈判断を行う必要があります。京大の和訳は寛容で意味の通じる意訳であれば○をもらえることが多いです。
主語の明示など基本的な部分に注意しましょう。
和文英訳
難しいです。そもそも日本語が難しいのでそれをそのまま英語にしようとするのは不可能です。まず日本語を簡単な日本語に変換しましょう。例えば「一石二鳥」の場合「一つの行為でからの二つの事を得ること」と変換したうえで訳しましょう。また主語を変える戦法もありです。
とにかく意味が一致するような英文を書けばいいのです。練習を積むことでその感覚も手に入ります。早い段階から和文英訳に取り組んでみましょう。
勉強法
難度の高い英文をひたすら読みましょう。すべて和訳できるまでこなしましょう。
和文英訳は過去問がおすすめです。先生に添削を頼んでみるのもいいでしょう。
京大理科
二科目で180分という大変長い試験ですが、とにかく時間が足りません。ここでは京大物理と京大化学について紹介していきます。
京大物理
近年さらに難度が高くなってきています。ありきたりな題材ではなく目新しい題材が多いです。問題は穴埋め式で誘導してくれるので食らいついていければ高得点が狙えます。ただし物理の根本的な理解がないとなかなか厳しいです。穴埋め式なので細かいミスには注意。
勉強法
過去問をする前に一つの問題集をマスターしましょう。完璧にできるまで同じ問題を繰り返し解きましょう。
京大化学
ここ二年で若干易化しているが難度は高い。大問1,2は理論化学大問3,4は有機化学のパターンが多いです。まず大問3,4の高得点を目指しましょう。落ち着いて解けば満点を狙えるのでこの問題から解くのが良いでしょう。
大問1,2は差がつきます。しっかりと問題文を読み計算間違いのないように解きましょう。大問3,4を早めに解き終わって大問1,2に時間をさきましょう。
勉強法
特に有機化学に力を入れてほしいです。毎年構造決定問題は必ず出るのでマスターしときましょう。駿台受験シリーズの有機化学演習がオススメです。