受験生にも息抜きが必要!受験期間に簡単にできる息抜きの方法5選
①ストレッチ
こちらは手軽にできてかつ効果的な方法としてメジャーな方法ですね。
机に向かっていると知らず知らずのうち肩や背中、目など体のあちこちが疲れてきます。
「なんとなく体がだるいな」と思ったらまずはゆっくりと肩を回したり、首を回したりしてください。深呼吸をしながらするとより効果的です。
あともうひとつ。意外と知られていないのが、「屈伸」や「伸脚」といった下半身のストレッチはとてもおすすめです!集中力が切れてくると頭の血液は下に下がっていきます。下半身のストレッチをすると下半身まで下がった血液がちゃんと循環するので眠気もとれてまた集中できますよ。
②運動
これは①のストレッチに共通するところもありますが、今回はがっつり体をうごかしてしまおう!というもの。運動部に所属していた人ならよくわかると思いますが、受験期はとにかくエネルギーが有り余ってしまってしょうがないものですよね。もちろんそのエネルギーを勉強にすべて向けられれば言うことなしですが、そうはなかなかうまくいきません。毎日のように体を動かしていた現役時代から一転、毎日机に向かわなくてはいけない、ストレスがたまる、頭に内容が入ってこない、ストレスがたまる・・・これは悪循環です。
そんなときは思い切って運動しちゃいましょう!現役時代所属していた部活に顔を出すもよし、ジムのようなところに行くもよし、友達とキャッチボールだっていい運動です。大事なのはメリハリ
です。定期的に思いっきり体を動かしてしっかり寝て、次の日から勉強、という流れを作ると長い受験期間も苦にならなくなります。
③買い物
これ、意外と多いと思うのですが、受験期間は欲しいものを我慢して合格したら散財しようと思ってる人、いますよね?
もちろんこれは勉強へのモチベーションを保つ上で非常に効果的な方法です。ですが考え方を変えれば欲しいものを受験期に買ってしまう方がモチベーションが上がることもあります。例えば服。高校や大学に入ってから着たい服を先に買ってしまう方が、自分が合格したあとの姿がより鮮明にイメージできます。また、ここまで揃えたんだから合格するしかない!という気持ちにもなれます。ほかにも合格してから始めようと思っている趣味のものなどもいいですね。物事を始める際に形から入る人にはこの方法は特にオススメです。
ただ、ひとつだけここで注意したいのが「ゲーム」や「本」を買うこと。これは危ないです。合格してからやろうと思ってるゲームや本を先に買ってしまうと勉強の合間に我慢できなくてついそっちに寄り道してしまいますし、そういったものは一度買い始めると止まらなくなるので。息抜きのゲームや本は家にあるものにしましょう。
④志望校に行く
この方法は受験勉強が本格化する前はよく行ったほうがいい、と言われますがいざ受験勉強が始まってしまうとなかなか行ってみようと思わなくなります。また、学校見学やオープンキャンパスも時期的にあまりやっていないことが多いです。ですがこの方法は勉強へのモチベーションを上げるという点だけで言えば最も効果的です。志望校が遠くて行けない、という人には難しいですが、そんなに時間をかけずに行けるのであればぜひ受験勉強期間でも志望校に行ってみてください。学校見学なんて堅苦しく考えなくていいんです。のんびり外から眺めてもいいですし、大学などだったら簡単に中に入ることもできるので敷地内に入ってしまってもいいです。そこで自分がこのあと通うであろう学校をのんびりと見てください。そうすると自然と自分のそこでの学校生活が想像できます。これは個人的な意見なのですが時間帯は午後、特に夕方がおすすめです。志望校を見て未来の自分の学校生活を想像し、そのあと夕焼けがかった空をぼんやり見てみてください。きっと「一丁やったるか!」という気分になりますから。
⑤人と話す
最後は一番のおすすめ、「人と話す」です。何を言っているんだと思うかもしれません。ですが、ちょっと考えてみてください。特に夏期講習や冬期講習、受験の最後の追い込みに入っているそこのあなた、最近ちゃんと家族と会話してますか?友達や恋人と連絡はとってますか?
勉強を頑張っている人ほど陥りやすいこの状態、実はいい状態ではありません。「脇目もふらずに」という言葉はありますが、ただでさえ孤独を感じる受験勉強、本当にひとりで続けていると気づかないうちにどんどんストレスが溜まっていきます。話す相手は誰でもいいんです。ちょっと顔を上げて周りの人に話しかけてみましょう。話す内容だって何でもいいんです。昨日のテレビ番組の内容でも今日の晩御飯の内容でも。くだらないと思うかもしれませんが、こういった、普段は気にもとめない「当たり前すぎること」を忘れないでください。
さいごに
受験勉強は特別なもの、と考えられがちですが、それだってただの「生活の一部」です。急な環境変化はそれだけで人を疲れさせます。
合格して楽しい学校生活を送るのも「自分」ですが、今この時がむしゃらに頑張っているのだって「自分」なんです。自分を大切にすることを忘れないようにしてください。そうすれば長い受験勉強期間もただの「辛い時間」から「未来の自分への投資」と思えるはずです。
頑張りすぎない程度に頑張ってください。
志望校はもう目の前です。