勉強法 【2023年版】オンライン予備校7社の料金相場を徹底比較【サービス内容の違いで費用感は変わる】

【2023年版】オンライン予備校7社の料金相場を徹底比較【サービス内容の違いで費用感は変わる】

【2023年版】オンライン予備校7社の料金相場を徹底比較【サービス内容の違いで費用感は変わる】

「オンライン予備校に通ってみたいけど、料金相場はどれくらいだろう?」

「オンライン予備校って料金にばらつきがあるのはなぜ?」

「オンライン予備校ってお得なのかな?」

自宅で講義を受け、学力をあげられるオンライン予備校が増えてきています。サービスによって料金にかなり差があるため、結局どれくらいの料金が相場なのか、割高なのかと疑問を持ってしまうでしょう。

結論から言うと、オンライン予備校の場合、通学式の予備校以上にサービス内容にばらつきがあるので、一概に相場を語ることはできません。受けられるフォローや、授業時間などを加味して、内容に見合った価格かどうかを丁寧に検討する必要があります。

そこでこの記事では、

・オンライン予備校の料金を比較するときに見るべきポイント
・具体的なサービスの内容・料金

を紹介していきます。

この記事を読むことで、どのようにオンライン予備校の料金・サービスを比較し、選んでいけば良いか分かるでしょう。また、気になるサービスがきっと見つかるはずです。ぜひご覧ください。

オンライン予備校の料金相場は通学式より安い

オンライン予備校の相場は、通学式より安いと言われています。

通学式の場合は、1ヶ月に5万円程度からが相場です。大手予備校の場合、入塾金や教材費を合わせて、年間で100万円程度になることが多いようです。

一方で、オンライン予備校の場合、内容によっては月額10,000円を切るものもあります。

教室で行っている授業のライブ配信を提供しているところでも、オンライン受講に限り、割引を受けられるケースも。この場合は同等のサービスを割安で受けられます。

もちろんサービス内容による部分もありますが、全体の相場として、通学式よりもオンラインのほうが料金が安いといえます。

オンライン予備校の料金は内容によって異なる!確認すべき3つのポイント

オンライン予備校と一口に行っても、授業の携帯やサービス内容は各社大きく異なります。そのため、値段だけで選ぶと期待していたサービスが受けられなかったということにもなりかねません。

オンライン予備校の料金を比較するときは、以下の内容についてもしっかり確認しましょう。

1、授業スタイル
2、質問対応の有無
3、授業時間

それぞれ詳しく解説します。

1. 授業スタイル

オンライン予備校の授業スタイルは大きく分けると以下の3つ。

・映像授業型
・ライブ型
・個別指導型

あらかじめ録画されている教材をもとに自習を進める映像授業型は、料金が比較的安めになっています。しかし、どの動画を見るのか、どのタイミングで勉強するのかなど、自分で調整する部分が大きいです。

ライブ型は大手予備校の講義をリアルタイムで見られる形式。予備校同等の授業を受けられる分、料金は高めになります。

マンツーマンで直接指導が受けられる個別指導型も、映像授業に比べると料金は高め。その代わりに、個人の課題に合った指導が受けられるので、学習効果は高いでしょう。

このように、受けられるサービスと料金が比例する部分もあるため、授業スタイルの確認が必要です。

2. 質問対応の有無

質問対応の有無もしっかり確認すべきポイントです。オンライン予備校の場合、質問を受け付けるかどうかは異なります。

・質問一切不可
・回数制限あり
・チャットのみOK
・講師に無制限でOK

と、サービスはまちまちなので、よく確認しておきましょう。

なかには質問対応は別オプションになっており、追加料金がかかる場合もあります。オプションを増やしていくうちに他のサービスより割高になることもあるので、内容までよくみて比較するのがおすすめです。

3. 授業時間

映像授業の場合は無制限で動画を視聴できるものがほとんどです。一方、ライブ講義や個別指導を受ける場合は、授業時間もよく確認しておきましょう。

もちろん、授業時間が長いほど料金は上がる傾向にあります。20分程度の学習進捗チェックだけのサービスならば安価におさえることができます。

講義から受けたいか、演習の質問対応を中心にしたいかによって、必要な授業時間も変わってきます。料金とともに授業時間も見た上で、時間あたりの費用を計算して検討しても良いでしょう。

オンライン予備校おすすめ7社の料金とサービスを比較

それでは、おすすめのオンライン予備校7社のサービス料金を比較していきます。まずはサービスの概要を一覧にまとめました。

授業スタイル 質問対応 1コマの
授業時間
料金(月額換算)
キミノスクールオンライン 個別 60分 45,320円〜
坪田塾オンライン 個別 60分 45,000円程度
武田塾オンライン 個別 60分 45,000円程度〜
スタディサプリ 映像 2,178円
河合塾One 映像 4,378円
Dialoオンライン 映像 7,800円〜
駿台オンライン ライブ 50分 55,000円〜

授業スタイルや質問対応の有無により、月額換算した料金が大きく異なることがわかります。

目安としては以下のような相場であると考えるといいでしょう。

・個別指導:月額4万円程度
映像授業:月額1万円以下
・ライブ授業:月額5万円〜

それぞれのサービスについて詳細を解説するので、ぜひ料金と内容のバランスを考えて検討してみて下さい。

1.キミノスクールオンライン

授業形態 個別指導・コーチング
対象学年 高校生・既卒
料金(税込) 月額45,320円〜
入会金(税込) 55,000円

キミノスクールオンラインは、個別指導型のオンライン授業を展開しています。難関大講師による生徒の要望に合わせたオーダーメイド授業が強みです。完全1対1の対面授業であるため、受講生に寄り添った指導が可能です。

AO入試や推薦入試の合格実績もあり、小論文にも対応しているので、希望の受験パターンに合ったサポートが受けられます。

なお、専用アプリを使えば、授業の有無にかかわらず塾講師に質問できます。つまずいている部分を素早く解決できるため、勉強効率が上がるでしょう。

キミノスクールオンラインは、受講生をサポートする体制が整えられたオンライン塾としておすすめです。

キミノスクールの詳しい紹介はこちら

2. 坪田塾ONLINE

引用:坪田塾

授業形態 個別指導
対象学年 中学生・高校生・既卒
料金(税込) 1時間あたり1,512〜2,308円
(コース学年により変動)
入会金(税込) 要問合せ

坪田塾」は映画や書籍にもなった「ビリギャル」が通っていた個別指導塾です。

教育心理学に基づいて、子どもの性格に合わせたアプローチをしてくれるので、やる気を引き出してもらえます。志望校の設定から親身に相談できるので、なんとなく大学に行きたいけれどもどこを目指すか決まっていないという方におすすめ。

オンラインコースでは、ビデオ通話システムのZoomを用いて指導してもらえます。一般入試だけでなくAO入試や海外の大学入試にも対応しているので、特殊な形式の受験を検討している方にも向いているでしょう。

なお、坪田塾の評判は「【全貌が分かる】坪田塾の評判・口コミは?メリット・デメリットから向いている人の特徴までを徹底解説」にて詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

3. 武田塾オンライン

引用:武田塾オンライン

授業スタイル 個別指導
対象学年 小学生~既卒
料金(月額) 46,860円〜
(週1回60分の場合)
入会金 なし

武田塾オンライン」は、授業をしないことを売りにしている武田塾が提供するオンラインの個別指導です。

武田塾オンラインでは、個人の学力に応じたカリキュラムを個別に作成し、毎日の参考書の進め方まで具体的に管理してもらえます。さらに、週1回、宿題に合わせた個別テストを実施。どのくらい定着しているのか確認しながら前に進めます。

わらに、できなかった部分の個別指導が入るので、毎週しっかり知識を身につけられるのが特長です。みっちり管理されながら学習を進めたい人におすすめです。

4. スタディサプリ

引用:スタディサプリ

授業スタイル 映像指導/コーチング
対象学年 小学生~既卒
料金(月額) 2,178円
入会金 なし

スタディサプリ40,000本の動画講義が用意されており、目的に応じた勉強ができるようになっています。学年を飛び越えて学習ができるので、先取りをしたい方やつまづいたところから復習したい方も勉強しやすいのが特長です。

ただし、ベーシックコースでは質問対応がついておらず、疑問点や学習の不安を自力で解決しなければいけません。もし、質問やサポートを受けたい方は「合格特訓コース」を選びましょう。

なお、関連記事「【独自調査】スタディサプリ合格特訓コースの良い評判・悪い口コミ!メリット・デメリットを詳しく解説」では、合格特訓コースを受けた方の生の声を集めています。ぜひ参考にしてください。

5. 河合塾One

引用:河合塾One

授業スタイル 映像指導
対象学年 高校生
料金(月額) 4,378円
(まとめ払い割引あり)
入会金 なし

河合塾Oneは大手予備校の河合塾が提供するオンライン学習サービスです。

独自のAIが苦手を分析し、弱点を克服するための映像授業を、自動でピックアップしてくれます。そのため、何から勉強を始めたら良いか分からない方でも、安心して学習を始められるでしょう。

なお、河合塾Oneでは、大学生トレーナーが勉強の悩みを全力でサポートするサービスを提供しています。追加料金が必要になるものの、進路や勉強計画についてアドバイスが欲しい方にはおすすめです。

河合塾Oneについては「【コスパ良し】河合塾Oneの口コミ・評判を完全網羅!授業の特徴・メリット・デメリットを徹底解説」にて口コミや評判を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

6. Dialo ONLINE

引用:Dialo ONLINE(ディアロオンライン)

授業スタイル 映像指導/合格指導
対象学年 高校生・既卒
料金(月額) 7,800円〜
入会金 3,000円(登録料)

Dialo ONLINE(ディアロオンライン)」はZ会の映像授業を受けつつ、個別のサポートも付いているサービスです。

見るべき映像授業は指定してもらえるため、自分で計画をたてる必要がありません。映像授業を受けた後には課題に取り組み、スカイプで提出するので、やりっぱなしにならないのがメリット。疑問点もスカイプのチャットで質問できます。

そのほか、週1回合格に向けた指導もスカイプで受けられるので、映像授業をメインに勉強したいけれどサポートはしっかりしてほしい方におすすめです。

7. 駿台オンライン

引用:駿台オンライン

授業スタイル ライブ授業
対象学年 高校生・既卒
料金(年間) 660,000円(コースにより変動)
入会金 30,000円

「駿台オンライン」では、大手予備校である駿台の授業をリアルタイムで見られるライブ型のサービスです。基本的に授業はリアルタイム配信なので、生活のリズムを作りやすいのがメリット。

駿台の通学クラスに比べて、年間20万円の補助がおりるので、自習室の活用予定がないならばオンラインのほうがお得です。

模試やクラス担任によるサポートは通塾する人と同様に受けられるので、駿台に通いたいけれども自宅周辺に教室がない方ならばかなり便利に使えます。

ぜひこの記事を参考に、コスパの良いオンライン塾を選んでみてくださいね!