勉強法 最小限の努力で英文法をマスターする方法

最小限の努力で英文法をマスターする方法

こんにちは、キミノスクールの福本です。

今回は、「最小限の努力で英文法をマスターする方法」をご紹介します。

この記事を読めば、
中学レベルの英文法がわかってない場合でも、
1ヶ月でマスターできるようになります。
早い人だったら2週間くらいで十分です。

・副詞とは何か?
・to不定詞の3つの用法は?
・関係代名詞と関係副詞の違いは?

1つでもわからなければ必ずこの記事を読んでください。
英文法は、英語長文を読むうえで「必須」の知識です。

英文法を勉強する重要性

さて、そもそもなぜ英文法を学ぶ必要があるのでしょうか。
それは「英単語だけ覚えても英文を読めるようにはならないから」です。

どういうことか説明します。

まず、英文というのは1つ1つの英単語が並んで作られています。

I play tennis.
みたいな感じですね。

これらの英単語は「テキトーな順番」で並んでいるわけではありません。
ある「ルール」にしたがって並んでいます。
それが「英文法」です。

つまり、英文法とは「英語を正しく読むために絶対に知っておくべきルール」なんですね。

これらのルールを知らずになんとなく英文を読んでいると
「英単語をテキトーにつなぎ合わせて、文の内容を想像する」ことしかできません。

これではいつまで経っても英語の成績は上がりませんよね。
なので、英文を正確に読むためには必ず「英文法」をマスターしましょう。

英文法には2種類ある

一言で「英文法」と言っても、
実は2種類あるんです。

それは、

①文法問題で問われるような細かい英文法
②英文を読むうえで最低限必要な英文法

の2種類です。

まず①の「細かい英文法」ですが、
これは「NextStage」や「Scramble」などの文法問題集で勉強するような内容です。

「英文法」と聞くと、ほとんどの人がこのような文法問題集をイメージするのですが、
ハッキリ言ってこれらは最初のうちは必要ありません。

ここまで細かい知識がなくても英文を読むうえではほとんど困らないからです。

多くの人が
「よーし!NextStageやるぞー!」と気合いを入れて勉強を始め、
「時制」を一生懸命勉強し、「助動詞」あたりで挫折します。

これらの文法問題集は
「文法問題を解くための知識」であり、
必ずしも「英文を読むために必要な知識」ではないため、最初のうちは勉強しなくて大丈夫です。

共通テストや模試で6〜8割くらい取れるようになってから勉強し始めましょう。

「読むために必要な英文法」だけ勉強しよう

さて、2種類の英文法のうち、
あなたが最初に学ぶべきは
「②英文を読むために必要な英文法」
です。

「NextStage」などの分厚い問題集は使わず、
うすーい参考書で「必要最低限の英文法」を学びましょう。

オススメは
「大岩のいちばんはじめの英文法(超基礎文法編)」です。

こちらの参考書は、中学レベルから高校レベルの最低限の英文法が、イラストつきで超わかりやすく説明されています。

初学者でもこの参考書を一冊完璧にすれば、
最低限の英文法知識が身につきます。

では、早速使い方を紹介しましょう。

大岩のいちばんはじめの英文法の使い方

1、各講を順番に読む

「大岩のいちばんはじめの英文法」は、
各講ごとに各単元の説明がされているため、
順番に読んで理解していきましょう。

その際、
「人に説明できるかどうか」を意識してみてください。

例えば「品詞」という単元を勉強する際は、
「副詞ってなんですか?」「形容詞ってなんですか?」
と人から聞かれた際に、自分なりに説明できるようにしましょう。

もし説明できなければ理解が甘いということです。

2、例文暗記する

各講を読んでいると、途中に例文があります。
その例文を暗記してしまいましょう。

例文を暗記すると「正しい英文の形」を
そのまま覚えることができます。

例えば、「to不定詞の用法」なども
to不定詞の例文を暗記しておけば一発で思い出すことができます。

さらに、例文暗記をすると

・英文を読むスピードが上がる
・文法の並び替え問題が得意になる
・英作文の対策になる

など良いことがいっぱいあるのですが、それはまた今度詳しく説明します。

とにかく「例文暗記をしよう」ってことです。

例文暗記のやり方は

①英文を見ながら数回音読する。
②英文を隠して、英文を言ってみる。
③言えなかったら、もう一回見て確認する
④再度英文を隠して、英文を言ってみる。

これだけです。

最終的に日本語訳だけを見て英文を言えるようになったら完璧です。

3、章末問題を解く

各講の最後に文法問題があるので、それを解きましょう。

解く時は「なぜそれが正解なのか」を自分で説明できるようにしてください。

正直、問題数が少ないため「問題が全部解けた」からといって、
「この単元をすべて理解できた」わけではないので注意してください。

4、復習する

英単語と同じように、英文法も必ず復習しましょう。

復習といっても、各講の太字部分を軽く見返し、
意味を思い出せない用語などがあれば説明も読み直しましょう。

最終的に

・各単元の重要なポイントを人に説明できる
・各単元にある例文を暗唱できる

この2つが達成されていれば完璧です。

とにかく、この参考書に書かれていることは、
これから英語の勉強を進めていくうえで超大切なので
「完璧に理解した」状態で次に進みましょう。

以上が「大岩のいちばんはじめの英文法」の使い方になります。

英単語の暗記と並行して進め、
1日3、4講くらいのペースで2周すると良いと思います。

こうして、基礎的な英文法をマスターしたら、
次は「英文解釈」の勉強を始めましょう。

「英文解釈」って何!?
という人もいるかもしれませんが、
英文を正確に読むうえで絶対に必要なスキルです。

しかし、英文解釈の勉強法をほとんどの人が間違えています。
「なんとなく例題の英文を和訳して、解説を読んで終わり」
残念ながらこれでは英文解釈は身につきません。

次回は、「ほんとうに正しい英文解釈の勉強法」を紹介しますね。
お楽しみに。

追伸

前回、キミノスクールの無料カウンセリングのご紹介をしたら、早速お申し込みをしてくれた方がいました。
ありがとうございます。

今、一生懸命勉強している方も、
やり方を間違っていたら全く成績が上がらないので、
少しでも不安があったらいつでも相談にきてくださいね。

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大学受験は入試の期日が決まっていて、
時間勝負なので少しでもムダがないように今すぐ行動しましょう。

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それではまた。