勉強法 【完全版】大学受験向け参考書おすすめ29選!科目別に厳選して紹介【目指せ難関大】

【完全版】大学受験向け参考書おすすめ29選!科目別に厳選して紹介【目指せ難関大】

「これから大学受験に向けて勉強するけど、参考書はどれがいいかな?」
「科目別におすすめの参考書が知りたい」
「人気の参考書で学習をスタートしたい」

受験勉強を始めるにあたって困るのが、参考書選び。書店に足を運ぶと大量の教材があるので、どれを買っていいのか悩んでしまいますよね。せっかく買うならば、しっかり学力が伸び、わかりやすいものを選びたいものです。

参考書を選ぶときは、レベルと内容のわかりやすさに着目するのがおすすめ。解説がわかりにくいものを選んでしまうと、挫折する可能性が高いからです。

この記事では、難関大志望の受験生を直接指導してきた元講師が、おすすめの参考書を科目別に厳選して紹介していきます。実際に自分で使用したり、生徒におすすめしていたものばかりなので、きっと参考になるはずです。

ぜひ、この記事の参考書から、ピッタリの一冊を選んでみて下さい。

英語のおすすめ参考書9選

まずは英語のおすすめ参考書を9つ紹介します。

  1. 【英単語】システム英単語
  2. 【文法書】一番はじめの英文法
  3. 【文法書】Evergreen
  4. 【文法演習】Nextstage
  5. 【文法演習】英文法語法のトレーニング
  6. 【長文読解】レベル別長文問題集
  7. 【長文読解】やっておきたい英語長文シリーズ
  8. 【英文解釈】ポレポレ英文読解プロセス50
  9. 【英作文】減点されない英作文

分野に分けて、それぞれ難易度が低いものから紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

1.【英単語】システム英単語

タイトル システム英単語
出版社 駿台文庫
著者 霜康司

受験レベルの英単語を身につけるなら、システム英単語が最もおすすめです。レベル別に単語が並んでいて、この一冊でMARCHレベルくらいまでの単語をマスターできます。

単語と意味が一対一対応しているタイプの単語帳を使うと、なかなか用法がわからなかったり暗記できなかったりする方もいるでしょう。しかし、システム英単語には「ミニマルフレーズ」という例文が入っているので、使い方も含めて理解できます。フレーズで覚えることで、ただ単語の羅列を覚えるより暗記しやすく、入試でよく出る形で語彙をおさえられるのも特徴です。

システム英単語では難しすぎる場合は、「システム英単語 Basic」という基礎編を使うのもおすすめ。語彙のレベルが下がっているので、基礎的な単語から学びたい方に向いています。

2. 【文法書】一番はじめの英文法

タイトル 大岩のいちばんはじめの英文法
出版社 東進ブックス
著者 大岩秀樹

英文法の一番はじめから噛み砕いて説明している参考書です中学で英語につまづいてしまった方でも理解できるように書かれています。英語を最初からやり直したいと思っている受験生におすすめします。

音声学習ができるアプリもあるので、同時にリスニング対策もできます。

これ一冊で文法を網羅することはできませんが、英語の土台を作るのにぴったりです。

3. 【文法書】Evergreen

タイトル 総合英語 Evergreen
出版社 いいずな書店
著者 川崎芳人

文法嫌いの人でもイメージで理解できるわかりやすい参考書。672ページと厚さのある参考書ですが、イラストが多く使われているので、見た目よりずっと読みやすいです。この一冊で文法への苦手意識が払拭されるでしょう。

25章に分かれているので、一日2〜3章ずつ読み進めていくのがおすすめ。通読したあとは問題演習に取り組み、わからなくなったらまた本書に戻ると行った使い方をすると、英文法が少しずつ定着します。

4. 【文法演習】Nextstage

タイトル NextStage
出版社 桐原書店
著者 瓜生豊

文法・語法・イディオムを1冊で仕上げられる問題集。難関大学レベルまでの文法事項が一冊でおさえられます。

左に問題・右に解説があるので、問題を解いてすぐ解説がみられ、使いやすいです。まんべんなく知識をつけたい方におすすめ。

解説は少なめなので、ある程度英文法の基礎が固まった人が演習目当てで使うと良いでしょう。CDもついており、MP3形式の音声データも無料配布しているので、リスニング対策にも活用できます。

5. 【文法演習】英文法語法のトレーニング

タイトル 英文法・語法のトレーニング
出版社 Z会出版
著者 風早寛

難関大レベルまでの英文法事項を演習を交えながらおさえられる参考書です。

1ページに1トピック掲載されており、一番上には例題があります。その後、問われている文法事項と解説がついていて、最後に類題で演習できる構成になっています。まずは例題を説いてみて、理解が曖昧なところは解説を読んで学習していくのがおすすめの使い方。解説が丁寧なのでわかりやすいところも評価できます。

受験でよく出る事項に絞っているので、先程紹介した「NextStage」より網羅性は低め。しかし、上級者向けの内容まで踏み込んでいるので、国公立や早慶レベルを目指す方ならば取り組む価値があります。

6. 【長文読解】英語長文レベル別問題集

タイトル 英語長文レベル別問題集
出版社 東進ブックス
著者 安河内哲也

6冊に分かれており、徐々にステップアップして読解力をつけられる問題集。レベル1〜2は中学レベルなので、英語に苦手意識がない方は3から取り組むのがおすすめです。

このシリーズは解説がていねいで、良問が多いのが特徴。文構造をしっかり伝えているので、問題がときっぱなしにならず精読にも活用できます。

レベル5までにはそれぞれ12問、レベル6には10問の長文が掲載されているので、ぜひ順番に取り組んでみて下さい。

7. 【長文読解】やっておきたい英語長文シリーズ

タイトル やっておきたい英語長文300/500/700/1000
出版社 河合出版
著者 杉山俊一

語彙数別に4冊に別れている長文の問題集です。一番下の300も大学受験の過去問が使われており、実践的な演習にぴったりです。300から順番に取り組んでいくと良いでしょう。

特に300語の場合は精読をするにも丁度いい分量なので、全文を訳して勉強するにも使いやすいです。

オーソドックスな文章が多く、解説も丁寧で良問が多いので、読解力をつけたい方におすすめします。

8. 【英文解釈】ポレポレ英文読解プロセス50

タイトル ポレポレ英文読解プロセス50
出版社 代々木ライブラリー
著者 西きょうじ

1993年出版と古いものの、色褪せずに今も人気がある参考書です。早慶以上を目指す方におすすめの一冊。

この本は、英文を和訳するときの考え方が丁寧に説明されています。まずは例文を自分で訳したあとに解説を読み、訳すときの頭の使い方も含めて復習すると力が付きます。

英文解釈力を上げて、難解な構造の文章も読めるようになりたい方はぜひ挑戦してみてください。

9. 【英作文】減点されない英作文

タイトル 減点されない英作文
出版社 学研プラス
著者 河村一誠

英作文が出題される学校を受ける方におすすめするのが「減点されない英作文」文法の基礎が一通り学び終わり、英作文対策を始めるときに使ってみましょう。

名前のとおり、減点されないように文章を作るコツがまとめてあります。英作文で減点されるのは、日本語の文章をそのまま英語に変えようとしてしまうから。その点、この本では考えた日本語を減点されない&英語に訳しやすい日本語に変えるプロセスが解説されているので、実践的な内容になっています。

また、時制や冠詞など、受験生がミスしやすい内容を重点的に触れているので、英作文でしっかり得点を稼ぎたい方はぜひ取り組んでみて下さい。

数学のおすすめ参考書4選

次に、数学のおすすめ参考書を4つ紹介します。

  1. チャート式基礎からの数学シリーズ
  2. チョイス新標準問題集
  3. 理系数学の良問プラチカ
  4. 一対一対応の演習

こちらもレベル別なので、ぜひ参考にしてください。

1. チャート式基礎からの数学シリーズ

タイトル チャート式基礎からの数学IA/チャート式基礎からの数学ⅡB/チャート式基礎からの数学ⅢC
出版社 数研出版
著者 チャート研究所

数学演習の定番とも言えるチャート式。白・黄色・青・赤の順に難易度が上がります。数学のレベルを引き上げるなら、黄色もしくは青がおすすめ。赤は難易度が高く分量も多いので、ほかの問題集を使うほうが良いでしょう。

各分野の問題が網羅的に並んでいるので、これ一冊で基礎固めは完璧です。問題数がとにかく多いので、例題だけ取り組んで2〜3周ほど回し、苦手が残ったところだけ類題に取り組むと良いでしょう。解説もわかりやすく網羅性が高いので、1冊やり込むにはぴったりです。

本の厚さを見て挫折しない自信がある方ならば、ぜひ取り組んでみて下さい。

2. チョイス新標準問題集

タイトル チョイス新標準問題集数学1A〜3C
出版社 河合出版
著者 矢神毅

基礎問題を集めた問題集。数をこなして経験値を積みたいという方におすすめです。レベル的には基礎が多く、共通テストで点数をとりたい方に向いています。レベル的には黄チャートと同様程度。

解答解説はあっさりしているので、苦手なところの理解を深めると言うよりは、とにかく類題をこなして公式や解法を定着させたい方が使うと良いです。A問題とB問題に別れていますが、A問題だけでも中堅大学くらいまで太刀打ちできます。

3. 理系数学の良問プラチカ

タイトル 理系数学の良問プラチカ
出版社 河合出版
著者 大石隆司

良問プラチカは、文系・理系に分けて出版されている珍しい問題集。理系バーションはMARCH以上を目指す方で応用問題を学習するのにぴったりです。

一方文系向けの方は、文系で国公立や早慶の数学受験をする方が挑戦するのにちょうどいいレベルとなっています。

ページ数が少なめなので、一冊を何回も回すのにも使いやすいところもメリット。受験でよく出る典型パターンをおさえたい方におすすめです。

解説はあっさりめですが要点が絞ってあり、わかりやすいでしょう。

4. 一対一対応の演習

タイトル 一対一対応の演習
出版社 東京出版
著者 東京出版編集部

国公立理系で数学を得点源にしたい方におすすめのハイレベルな問題集。演習は一問一問にときごたえがあり、実力だめしにぴったりです。問題は重要なものに絞ってあり、難関大受験者が多く使っている、人気のある問題集です。

解説はかなりわかりやすいので理解しやすいでしょう。過去問を始める直前に学習するのがおすすめです。

国語のおすすめ参考書6選

国語のおすすめ参考書は6冊あります。現代文・古文・漢文それぞれ紹介します。

  1. 入試現代文へのアクセス
  2. 全レベル問題集 現代文
  3. 漢文ヤマのヤマ
  4. 古典文法基礎ドリル
  5. 古文上達 基礎編
  6. 古文単語ゴロゴ

それぞれ詳しくみていきましょう。

1. 入試現代文へのアクセス

タイトル 入試現代文へのアクセス
出版社 河合塾出版
著者 荒川久志

基礎から3冊構成で、読解力をあげられる参考書です。演習問題を通して学習を深めていきたい人におすすめ。

解説が丁寧で、解答に至るプロセスがしっかりと説明されているので、現代文はセンスが重要だから対策しようがない、と悩んでいる方はぜひ取り組んでいただきたいです。問題の本質を理解した上で解答がどのように導き出されるのかをしっかりと理解できます。

内容は良問が揃っており、基本的な解法をおさえられれば3冊ともしっかり理解できるレベルです。

2. 全レベル問題集 現代文

タイトル 全レベル問題集
出版社 旺文社
著者 梅澤 眞由起

基礎から国公立レベルまで6段階の演習ができる問題集です。6冊にしっかり取り組めば、難関大の入試までしっかり対応できるでしょう。演習をしっかり積んでいきたい方におすすめです。

ただし、基本的な読解力がないと問題の解き方に悩んでしまうはず。先ほど紹介した「入試現代文へのアクセス」で解法を習得したあとに、実践するための問題集として使うのが良いでしょう。

3. 漢文ヤマのヤマ

タイトル 漢文ヤマのヤマ
出版社 学研プラス
著者 三羽邦美

漢文を勉強するならこれ一冊。厳選された66個の句法をわかりやすく無駄なく解説しています。

これ一冊で超基礎から難関大志望の方まで対応できる内容になっているので、ぜひ取り組んでみると良いでしょう。句法の解説と演習ドリルが交互に出てくる形式になっており、理解できたかどうかをすぐにチェックできるようになっています。

最後には共通テストの試行調査問題とセンター試験の過去問がついているので、理解度を試すのにもピッタリ。漢文に関してはこの一冊を完璧にして演習を積めば十分です。

4. 古典文法基礎ドリル

タイトル ステップアップノート30古典文法基礎ドリル
出版社 河合出版
著者 井上摩梨

古典に苦手意識がある方が最初に取り組むのにおすすめの本です。83ページと薄い中に文法の基礎が凝縮されていて、一冊で基礎固めができます。

30テーマに分かれて文法が解説されており、ポイントを学んだあとにすぐドリルと練習問題に取り組めるようになっているので、理解が深まるのも特徴。一冊で共通テストレベルまでの文法がしっかりと整理されます。

5. 古文上達 基礎編

タイトル 古文上達基礎編 読解と演習45
出版社 Z会出版
著者 仲光雄

文法と単語を覚えたら取り組みたい演習問題。基礎編だけでも共通テストレベルまで十分対応できます。一つの文法事項に対して一つの長文が用意されていて、インプットとアウトプットがバランス良く行えます。

講義と練習問題で理解を深めていける一冊です。

難関大を目指す方ならば、この本の上級編である「古文上達 読解と演習56」まで学習すれば十分太刀打ちできるようになるでしょう。

6. 古文単語ゴロゴ

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タイトル 古文単語ゴロゴ プレミアム+
出版社 スタディカンパニー
著者 ゴロゴネット編集部

語呂合わせで古文単語を覚えられる単語帳。クスリと笑えるイラストが入っていて、記憶に残りやすいのが嬉しいポイント。暗記が苦手な方でも、古文単語が定着しやすいです。

五十音順で掲載されているので、辞書代わりにも使えます。古文を読みながらわからない単語をこの単語帳で調べれば、意味が頭に残るはず。漫画帳なので簡単そうに見えますが、収録単語は565語もあり、受験レベルまでしっかりとおさえられます。

歴史のおすすめ参考書5選

次に、歴史科目を押さえるのにピッタリの参考書を5つ紹介します。

  1. 一度読んだら絶対に忘れないシリーズ
  2. 金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本
  3. ナビゲーター世界史
  4. 詳説日本史・世界史
  5. 一問一答シリーズ

それぞれ詳しくみていきましょう。

1. 一度読んだら絶対に忘れないシリーズ

タイトル 一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書/一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書
出版社 SBクリエイティブ
著者 山崎圭一

公立高校の講師であり、YouTubeで歴史の解説動画も出している方が書いた教科書。年号が登場せず、ストーリーに特化して説明が書いてあります。

学習の順序にもこだわりがあります。

世界史の教科書ではコロコロと主役になる国が変わり、混乱した方もいるのではないでしょうか?この本では、章ごとにメインとなる地域が設定されており、その国の視点から歴史が学べるので、わかりやすさが段違いです。

日本史版は、政権担当者を主役にすることで、時間軸をきれいに整理しています。

図解やビジュアルが多く、直感的にわかりやすいのもポイント。年号がないのでこれ一冊で受験に対応はできませんが、ざっくりと全体の流れを掴むのに最適で、最初に読みたい本です。

2. 金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本

タイトル 金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本
出版社 東進ブックス
著者  金谷俊一郎

これから日本史を学び始める方が「一度読んだら忘れない日本史」の次に使いたい一冊。地図や漫画を交えながら、わかりやすく流れを紹介しています。シリーズは4冊に別れていますが、読みやすいのでサクサク進むでしょう。

ただ用語を暗記するだけではなく、なぜその出来事が起こったのかというところまで掘り下げて説明してあるので、しっかりと流れが理解できます。音声のCDもついているので、通学時間も勉強をすすめられる点も特徴です。

ただし、これ一冊で受験レベルまで日本史の理解を深めるのは難しい本です。この本で大枠を掴んだ後に、詳しい参考書で学習を深めるようにすると、効率的に学習できます。

3. ナビゲーター世界史

タイトル これならわかる!ナビゲーター世界史B
出版社 山川出版社
著者 鈴木俊彦

世界史で全体の流れを学ぶなら、この本。一冊約250ページで、4部構成になっています。解説がかなり詳しく、教科書より噛み砕いて歴史の流れを説明しているのが特徴です。

口語調なので、硬い文章で勉強すると疲れてしまうという初学者でもとっつきやすい点も魅力でしょう。後ろには理解度チェックもついているので、復習しながら学習をすすめられます。

出来事の因果関係や流れをしっかり理解したいと思っている方が活用するのがおすすめです。

4. 詳説日本史・世界史

タイトル 詳説日本史B/詳説世界史B
出版社 山川出版
著者 笹山晴生ら/木村靖二ら

歴史受験の定番とも言える参考書で、高校で使っている方もいるのではないでしょうか?

フルカラーで図解や地図を使って視覚的にわかりやすく解説しています。この一冊を完璧にできれば、難関大合格レベルまで引き上げられます。ざっくりと流れを学んだあとでこの参考書を2〜3周読んでいくと理解が深まるでしょう。論述問題に対応するために、全体の流れを意識して読むのがおすすめです。

用語暗記に別の参考書を併用した上で、網羅的な知識をつけたい方におすすめします。

5. 一問一答シリーズ

タイトル 日本史B一問一答/世界史B一問一答
出版社 東進ブックス
著者 金谷俊一郎/加藤和樹

一問一答は、日本史・世界史ともにおすすめの問題集名前のとおり、重要な用語や知識が空欄になっており、一問一答形式で暗記できます。左側に問題、右側に答えが書かれているため、使いやすさもバッチリ。

星の数で難易度が分けられているので、志望校に合わせたところまで学習できるのがポイントです。日本史全体の流れを学んだ後に知識を定着させたい人におすすめします。

受験生にも根強い人気のある定番の参考書で、しっかり知識を整理しましょう。

物理化学のおすすめ参考書5選

最後に、物理・化学を学ぶのにおすすめの参考書を紹介します。

  1. はじめからていねいにシリーズ
  2. 重要問題集シリーズ
  3. 物理のエッセンス
  4. 良問の風物理
  5. 化学の新研究

それぞれ詳しくみていきましょう。

1. はじめからていねいにシリーズ

タイトル 岡野の化学をはじめからていねいに/橋元の物理をはじめからていねいにに
出版社 東進ブックス
著者 岡野雅司/橋元淳一郎

物理、化学を基礎から学んでいきたい方におすすめなのが、「はじめからていねいに」シリーズです。授業パートと演習問題パートで別れていて、仕組みを理解したあとに定着できる構成になっています。物理・化学ともに図解を用いながら、イメージしやすいように解説されているのが特徴です。

もしさらに基礎レベルから学びたい場合は、「化学基礎」「物理基礎」バーションも発売されています。さらに噛み砕いて会話口調で説明されているので、苦手意識のある人におすすめです。

2. 重要問題集シリーズ

タイトル 2022 実戦化学重要問題集 化学基礎・化学/2022 実戦物理重要問題集 物理基礎・物理
出版社 数研出版
著者 数研出版編集部

難関大を目指す受験生におすすめの定番問題集。良問が多く、これ一冊をおさえられれば受験対策はバッチリです。内容は標準問題と応用問題に別れています。

応用問題は東大・京大などの超難関校の過去問も含まれているので、まずは標準問題に絞って学び、解けるようになってから応用問題に進むのがおすすめです。進学校での採用も多く、長く人気のある問題集です。

一冊マスターすれば受験まで乗り切れるレベルの問題集なので、ぜひ取り組んでみて下さい。

3. 物理のエッセンス

タイトル 物理のエッセンス
出版社 河合出版
著者 浜島清利

物理の演習書の1冊目として使いたい問題集です。解説がわかりやすく、基礎事項の演習が網羅されています。

力学編と熱・電磁気・原子編に分かれていますが、どちらもわかりやすいのでおすすめ。改定を繰り返されている定番の一冊です。物理の概要を理解したあとにこの参考書に取り組むことで、センター試験は安定して高得点が取れるようになります。

一冊が薄めでやりきりやすいところも評価できます。まだ学習していない段階で読むには少し難しいという声もあるので、まず1冊参考書を読んで理解した上で演習用に使うのがおすすめです。

4. 良問の風物理

タイトル 良問の風 物理
出版社 河合出版
著者 浜島清利

入試の基本問題をバランス良く掲載している問題集。これ一冊で大学入試までしっかり対応できます。先ほど紹介した「物理のエッセンス」が終わったあとに取り組むのがおすすめ。著者も同じなので、理解しやすいでしょう。

解説は丁寧で、わかりやすく、こちらも人気のある問題集。共通テスト対策をしたい方や私立理系の入試対策にはぴったりです。さらに高難易度の問題に取り組みたい場合は、先ほど紹介した「重要問題集」がおすすめです。

5. 化学の新研究

タイトル 化学の新研究
出版社 三省堂
著者 卜部吉庸

難関大受験を目指す方ならば手元においておきたい参考書。ただし、前から読むものではありません。832ページもあるので、これ一冊で学ぼうとすると間違いなく挫折します。

おすすめの使い方は、わからない部分の辞書代わりに使うこと。問題集の解説で理解できない部分や、過去問演習をしていて出てきた知らない実験などが出てきたときに索引から引いてみて下さい。これ一冊で疑問が解決できます。

化学に興味がある人ならばさらに好きになるはず。こちらも長く人気がある参考書で、国公立受験を目指す方ならば持っている人が多い本です。

なお「化学の新演習」という問題集がシリーズ本として出ていますが、難易度はかなり高く生半可なレベルでは太刀打ちできません東大・東工大・京大を受ける方のうち、化学で差をつけたいと思うならば、重要問題集をやり込んだあとに取り組んでいても良いでしょう。

大学受験の参考書は買いすぎ注意!1つのものを完璧に仕上げよう

ここまで多くの参考書に触れてきましたが、全部買い揃えたらいいというわけではありません。参考書コレクターになってしまって、ひとつひとつの内容が身につかなければ意味がないからです。

参考書はその科目の内容が網羅されているものが多く、途中で辞めて他の本に変えてしまうと知識が断片的になります。特定の分野に知識が偏っていると、なかなか成績は伸びません。

1科目のなかで学ぶべき内容が多くわかれている英語を除き、一つの科目で一度に触れる参考書は1〜2冊に絞りましょう1冊の参考書を最低3周は繰り返し、内容をマスターしたと思ってから次のものを買うのがおすすめです。ひとつひとつをていねいに学んでいくほうが、しっかり成績がついてきます。

ひとつひとつをていねいに学んでいくためにも、参考書は学習ペースを決めて、コツコツ勉強していくことが大切です。オンライン学習塾「キミノスクール」なら、1対1の個別指導で1日単位の学習計画を立てるので、参考書の進め方や勉強方法も細かくアドバイスします。

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大量の参考書を買い込んで、どれも中途半端にならないように、注意してくださいね。

ぜひこの記事を参考に、あなたに合った参考書を選んでみましょう!