成績が上がる科学的な勉強法とは?

今回は、本当に成績が上がる「科学的な勉強法」についてご紹介します。

研究で明らかになっている事実と私自身の経験をもとにお話ししますね。

 

成績が上がらない勉強法ランキング3

まずは、「こんな勉強法では成績が上がらない!」というランキングを先に紹介します。

※順位付けに関しては私の独断です。

 

3位 黒板をひたすらノートに写すだけ

「先生が書いた黒板を、ひたすらノートに写す」

よくある勉強風景ですが、残念ながらこのような勉強法では成績は上がりません。

 

理由は、ただ書き写すこと」が目的になっている生徒がほとんどだからです。

残念ながら、ノートにガリガリ書いている間、生徒の頭は全く動いていません。

 

つまり、ノートは綺麗に整理されているけど、

「頭の中に知識は全く入っていない」ということです。

 

「じゃあ、どうすればいいの!」という疑問には、後ほどお答えします。

 

2位 復習せずに先に進む

「学校で授業を受け、塾で授業を受け、気付いたら全く復習していなかった」

ということはないでしょうか?

 

「みんなから遅れないように、とにかく先に進まなきゃ!」

と考えることは素晴らしいですが、

「身についていないのに先に進む」ということを続けていると、必ずどこかでつまずきます。

 

当たり前すぎますが、

「復習を徹底して、必ず定着させてから先に進む」

というようにしましょう。

 

1位 授業を聞くだけ

「授業を聞いただけ」で勉強ができるようになることはありません。

 

「あーそうやって解くのね」とわかった気になっても、

実際に問題を解いてみたら全く解けない、ということはよくあります。

 

必ず、「理解したあとは、もう一度自分一人でやってみる」ということを徹底しましょう。

 

ここまで「ダメな勉強法3つ」を紹介しましたが、

これらに共通するのは「なんとなく勉強した気になる」というところです。

 

「勉強した気にはなるけど 、成績は上がらない」

こうならないようにも、今から紹介する勉強法をお子様に伝えてあげてください。

 

 

成績を上げるために必要なこと

そもそもテストで良い点数を取るために必要なことは何でしょう?

 

それは

「テストの時に、勉強した知識を引き出せること」

です。

 

当たり前ですが、

「勉強したけど、テストの時には思い出せなかった」では意味がないですし、

「知識は暗記したけど、ちょっと問題が変わったら解けなかった」では点数につながりません。

 

つまり、「ただ暗記する」のでなく「テストで使える形で暗記する」ことが大切です。

 

今から、具体的な勉強法を2つ紹介します。

 

 

成績が上がる効果的な勉強法

1、思い出す勉強法

知識がいつ定着するかご存知ですか?

実は、「新しく勉強した時」ではありません。

 

そうではなく、

「勉強した知識を思い出した時」に定着します。

 

つまり、「へぇ、appleってリンゴって意味なんだ!」と勉強した時ではなく、

「あれ、appleってどういう意味だっけ・・・そうそう!リンゴだ!」と思い出した時に記憶が定着するわけです。

 

だからといって、ただ「復習」すれば良いわけではありません。

もう一度教科書やワークを見直しただけでは「思い出す訓練」にはなっていないんです。

 

そうではなく、

「教科書の文章」や、「ワークの答え」を隠した状態で思い出せるか?

を自分自身で何度もテストすることが大切です。

 

ぜひ、お子様のワークを持ってきて、

答えを隠した状態でテストしてみてください。

 

悲しいことに、驚くほど答えられないと思います。

 

そこでお子様を責めるのではなく、

「答えを隠した状態で答えられるようになるまで復習するんだよ」

と教えてあげることが大切です。

 

 

2、人に説明する勉強法

先ほど、テストで良い点を取るには

「知識を使える形で暗記すること」が大切とお伝えしました。

 

これは、「教科書を丸暗記するのではなく、きちんと理解した状態で暗記する」ということです。

 

この目的を達成するために役立つのが

「人に説明する勉強法」です。

 

文字通り、教科書や授業で勉強した内容を、お子様に説明してもらいます。

 

この時大切なのが、

「自分の言葉で説明できているか?」

ということです。

 

教科書の文章をそのまま暗唱しても、

それは「理解できている」とは言えません。

 

そうではなく、

自分なりの言葉を使って、

教科書の内容を説明できているかを確認してあげてください。

 

このように、人に説明することで

「本当は理解できていなかった」ということにもすぐ気づけますし、

 

説明する過程で知識が整理され、

勉強した内容が長期的に記憶されます。

 

その結果、テストで問われた際も、

すぐに頭の中から知識を引き出して、適切な答えを出せるようになるのです。

 

もちろん、キミノスクールでも「人に説明する勉強法」を取り入れており、

ある生徒は勉強したばかりの英文法を使って、「自分で考えた例文」を作ってくれました。

 

ぜひお子様にも

・思い出す勉強法

・人に説明する勉強法

を教えてあげてくださいね。

 

最後に

もし今回の記事で参考になったことがあれば

是非お知り合いに共有していただければと思います。

 

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