子供が話してくれる親の聞き方 〜コーチング②傾聴編〜

今回はコーチングの3要素の一つである

傾聴についてのお話です。

当然ですがコミュニケーションは

話すことと聞くことから成り立ちます。

しかし、世の中には話し方の講習はあっても、

聞き方の講習はほとんどないですよね?

今日はそんな聞き方の話です。

最後にオススメの動画もご紹介します。
 
 

聞くことと傾聴の違い

傾聴には次の3つが重要です。

①集中する

②判断を脇に置く

③沈黙を大切にする

「別のことをしながら話を聞いていませんか?」

「話の途中に自分の頭の中で判断が始まっていませんか?」

「沈黙を避けるために言葉を発していませんか?」

7つの習慣で有名なスティーブン・コヴィー氏は

「多くの人は理解しようとして聞いているのではなく、回答しようとして聞いている」

と言っています。皆様はどうでしょうか?

私は心当たりしかありません。特に②番です。

本当に聞くためには自分を脇に置く必要があります。

 
 

傾聴の効果

話すことによって、

「放すこと」と「離すこと」ができます。

「放す」は、

抱えていた荷を下ろすこと。

「離す」は、

距離を取って自分や自分が抱えているものを客観的に見ることです。

皆様も人に話すことによって、肩の荷が下りた気分になってスッキリしたり、

話してみると意外と考えていたほどの悩みではないなと気付いたりした経験がないでしょうか?
 
 

マインドフルリスニング

傾聴の練習として、マインドフルリスニングというワークがあります。

Googleの人材育成研修でも取り入れられているワークの一つで、

詳しくはSearch Inside yourselfという本の中で紹介されています。

手順

2人1組になり1人が話し手、

もう1人が聞き手となります。

①リスニングパート

まず、話し手は3分間自分が話したいことを何でもいいので話します。

思いつかなかったり、話したくなければ話さなくても大丈夫です。

聞き手はその3分間、相手の話に耳を傾けることだけに注意を集中します。

②確認パート

聞き手は今聞いたことを話し手に対して話し、正確に話を聞けているか確認します。

もし、違っていることや聞き逃していることがあったら、話し手は聞き手にそれを伝え、

お互いの認識が一致するまで続けます。

制限時間は3分です。

終わったら、役割を交代して同じことを行います。

聞き手の役割は普段の会話の中で実践できます。

それが自分にとって正しいかどうか、賛成か反対かと判断する代わりに、

相手の話に全てを集中し、〇〇ということであってる?と聞くだけです。

先日、哲学対話を始める前のアイスブレイクで生徒たちにやってもらいました。

保護者の皆様とも是非やってみたいと思ってるのですが、ご興味ある方いますか?

最後に

関連動画として

「上手に会話する10の方法」

を紹介させていただきます。

個人的には6つ目の

「相手の体験を自分の体験と同一視しない」

という言葉がとても印象に残っています。

 
 

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