集中力が続かない人必見!本番の受験でも役立つ集中法
① 時間を区切る(平日)
何時間もあると思うとなかなか集中力は続きません。勉強は1度に1時間と決めてしまいましょう。
そして、1日の中に1時間という枠を作っていきます。例えば、家に帰って夕飯までの1時間、夕飯を食べてお風呂に入るまでの1時間、お風呂に入ってからテレビを見るまでの1時間、テレビを見てから寝るまでの1時間、という感じです。
最初は1時間でもずっと集中しているのは難しいかもしれませんが、とにかく机に向かうことです。だんだん体が1時間という枠に慣れてきて、集中できるようになってきますよ。
② 場所を変える
家でずっと勉強していると、だんだん効率が下がってきます。思い切って場所を変えてみると気分も変わり、もう一度集中しなおすことができますよ。
休日で時間があるときは、図書館に行くのもいいですね。平日なら、朝早く登校して静かな教室で勉強するのもいいですよ。
このとき「効率が下がってきたから、場所を変えよう」ではなく、1時間という枠を決めて、計画的に場所を変えていくのがお勧めです。朝早く起きて1時間、朝早めに登校して1時間、学校に居残って1時間、図書館で1時間、家に帰って1時間、という感じです。
その場所で勉強できる時間が1時間しかないと思えば、自然と集中できるようになりますよ。
③ 人がいる場所にいく
独りで勉強した方が集中できるという人もいます。でもずっと独りで勉強するのはつらいですよね。
同じように受験勉強をがんばっている人がいるところで勉強すると、「自分もがんばろう!」と集中力が長続きします。
図書館のように、知り合いではないけれど同じようにがんばっている人がいるところに行くと、いつもと違う刺激を受けます。また、友だちと一緒にファーストフード店に行って勉強するのも、ときには気分転換になりますね。
④ 時間を区切る(休日)
休日は、時間がたくさんあるからとついダラダラしてしまいがちです。平日、学校で授業を受けているように、時間割を作って勉強するといいですよ。
いつもと同じように起きて朝食をとり、学校の授業が始まる時間から昼食までの4時間を4つに分け、昼食の後の2時間を2つに分けて勉強します。学校に行く感じで図書館に行くのもいいですね。
ここでは来週の授業の予習をしてしまうといいですよ。そうすれば、平日と同じように、それ以外の時間を受験勉強に充てることができ、1週間を通して、同じリズムで勉強することができますね。(詳しくは「学校の授業と受験勉強を両立させる6つのポイント」を参考にしてください。)
⑤ 短い時間を見逃さない
集中力が長続きしないという自覚がある人にとっては、短い時間は「集中できる時間」ともいえます。
短い時間を見つけたら、チャンスと考えて、単語の暗記など、ずっとやっていると嫌になってしまうものを学習する時間にしましょう!
短い時間は、一日のうちにたくさんあります。電車やバスでの移動時間や、学校の休み時間、お風呂が沸くのを待つ時間、テレビを見ているときのコマーシャル、などなど。これらの時間を有効に使えば、トータル1時間くらい集中して勉強していることになりますよ。
さいごに
受験勉強を本格的に始めたのが遅かった私には時間がありませんでした。勉強の習慣もついていなかったので、集中力もなかなか持続できませんでした。そんな私が一日を効率よく過ごすために考えたのがこれらの方法です。
1時間という枠を作って勉強することは、効率よく集中するためにも役立ちますが、結果として、1時間という長さが体に染みつき、本番の受験でも1時間ごとの試験に集中してのぞめるようになりますよ。