知名度に惑わされないで!大学生活を無駄にしない大学を見つける5つの方法
自分が本当に行きたい大学って?
高校生になって受験を意識し始めて、「志望校」を決めている方も多いのではないでしょうか。一番きにするところが、どこを受験するのかということ。担任におすすめされたけど、いまいちピンと来ない……。という、志望校さがしの海に迷っている方も多いのではないでしょうか。それでは、一体どんなところに注意して自分の志望校を決めれば良いのでしょうか?
①偏差値に惑わされない!
まず最も注意していただきたい点は、「偏差値に惑わされるな!」ということです。これは2つの意味合いを含んでいます。
ひとつは「自分の偏差値に惑わされない」ということです。たとえどんなに現状偏差値が低くても、私立の大学なら1年で逆転することは可能ですし、国公立なら2年ほどあれば十分です。自分を下に見過ぎず、たとえ志望校が偏差値が高くても決してあきらめないでください。
ふたつめは、「偏差値の高い大学が良いというわけではない」ということ。確かに東大や京大、早稲田や慶應大学には優秀な学生が集まってきますし、就職の際に有利な点もあるかもしれません。しかし、医療系を極めたいなら医学部の大学に行くべきであるように、その道に特化した大学というものは必ずあります。ですので、ただ偏差値が高いだけで志望校を決めることはやめましょう。
②知名度に惑わされない!
こちらも①の偏差値に惑わされるなということに似ていますが、知名度に惑わされない、ということです。
世間のだれもが「おいしい」と感じるたべものなんてこの世にありません。それと同じように、世間の人に合っていても、その大学が自分に合うとは限らないわけです。
単なる知名度だけで大学を選ぶことは、もう止めにしませんか。
③自分の研究したいことは何か?をさがす
大学に入れば4年間、その学部や学科のテーマを勉強することになります。
国公立であれば2年間は教養課程がありますが、私立では4年間ずっと、専門の教育を受けることになります。
そこで、自分がいま気になる大学の学部の学問をすこし”予習”しておくことをおすすめします。例えば、経済系の学部に進みたいのであれば、社会の先生や本を読んでちらっとでもいいのでどんなことをするのか体験してみてください。そこで興味がますます沸けば、あなたはその学部にあっていると言えますし、さっぱり分からなければ違う道もあるのかもしれない、と選択を変えてみるのもありでしょう。
④大学の雰囲気を肌で触れてみる
大学情報誌をたくさん読んでいても、さっぱりわからない……という方は、実際にその大学に趣いてみるということをおすすめします。オープンキャンパスや学祭などの機会を活用するのもいいけれど、最も良いのは通常の日に大学に入ってみること。
大抵は盛り上がっているのはお祭りの時だけで、ふだんはどんなことをやっているのかは平日の通常授業がある日にわかります。また、そこにいる学生をよく見てみましょう。そこであなたが本当に入りたい、気に入る、そう思えれば、その大学はあなたをきっと受け入れてくれます。そしてあなた自身のこれからの努力の動力源となると思います。
大学は通常土曜日もやっていますし、高校の創立記念日などの機会を利用しましょう。
⑤カリキュラムをチェック!
自分に合うカリキュラムはどんなものかをチェックしましょう。
あなたは、きちんと担当指導員がついて手厚くサポートしてくれる大学がいいですか。それとも、生徒数が多くある程度自由にやらせてくれる大学がいいですか。
高校の受験指導の先生はこのような情報に詳しいことが多いので、ぜひ相談してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
日本では「大学は人生の余暇時間」なんて言われますが、大学生でもきちんと勉強はしなければなりません。せっかく4年間、その大学で過ごすのなら、先も見据えた大学選びを行いましょう。
あなたが受験が終わったあとに、自分にあった大学で、自分の一番やりたいことを行っていることを記念致します♪