元禄文化と化政文化の違いとは?丁寧に説明!|日本史勉強法
江戸時代の文化には主に二つあります。
が、これが実にややこしいんですよね。
私自身もテストの時に混乱した記憶があります。
■元禄文化
江戸時代前期の文化のことを元禄文化といいます。
元禄文化は、上方(大阪・京都)の町人が中心の文化です。
文学では松尾芭蕉や近松門左衛門が有名ですね!
歌舞伎では現在でも有名な市川団十郎や坂田藤十郎が人気でした。
■化政文化
次に江戸後期の化政文化ですが、これは江戸中心の文化になり、より庶民化したものとなります。
文学としては、与謝蕪村や小林一茶があまりにも有名ですね。そして化政文化の絵画は巨匠ぞろいです。
葛飾北斎に歌川広重、東洲斎写楽(ちなみに東洲斎写楽はしゃらくせぇからきています)
この二つの文化はどっちがどちなんだかとても紛らわしく、両方の有名な人を覚えておくと見分けがつきやすいです。
元禄文化は松尾芭蕉で、化政文化で有名なのは葛飾北斎・・・というように覚えるとすっと頭に入ってくるよ。
この二つは必ずといっていいほどテストに出るから、どちらが前期か後期かを覚えておいてね!