DNAと遺伝子とゲノムの違い!3つは混同注意|生物勉強法
だれもが混同しがちなこの3つ。
実は、それぞれまったく違う意味をもっています。
まず、DNAとは何か。
■DNAとは
DNAは、デオキシリボ核酸という「化学物質の名前」を表す言葉です。
デオキシリボース、リン酸、ATGCの塩基からなるものであれば、どんな状態であれDNAと呼んで差し支えありません。
次に、遺伝子。
■遺伝子とは
遺伝子とは、DNAの特定の領域を示すときに使われる言葉。
たとえば、
「a遺伝子はAタンパク質をコードする領域である」
というように使われます。
さいごに、ゲノム。
■ゲノムとは
ゲノムとは、その生物が持っている遺伝情報のすべてのことです。
ゲノムという言葉にはたくさんの定義がありますが、受験のときはこれを覚えておくのがよいでしょう。
●最後に●
遺伝子、DNA、ゲノム…違いはわかりましたか?
それぞれの言葉の意味を30文字程度でまとめられるようにしておきましょう。
結構入試で出ますよ。