漢書地理史、後漢書東夷伝、魏志倭人伝まとめ|日本史勉強法
古代の日本には文字がないから、古代の日本のことを知るのは中国の歴史書を読むしかない!
そこで大切なのが漢書地理史、後漢書東夷伝、魏志倭人伝の3つ!
全部目を通すのは日本に関しての内容だけでOK!
■漢書地理史とは
「楽浪郡のよりもっと南の海に倭人という人たちがいて、百国余りの国に分かれている。定期的に朝貢してくるよ」と書いてある。
→楽浪郡は現在の北朝鮮の首都あたりあるからね。
朝貢とは中国に対して貢物を持ってくるということだよ。
■後漢書東夷伝とは
「倭の奴国が朝貢してきて、その使者は自分の身分を大夫と言っていた。倭国とは南の果てにある。光武帝はこれに対し、ひも付きの金印を与えた」とある。
→金印の写真みたことあるよね。あれの話だよ。
福岡県志賀島で発見されたことも覚えておこう!
さらに「倭国が生きた奴隷160人貢いだ。倭国では統制するものがいなくて大いに乱れた」とも書いてある。
最後に、
■魏志倭人伝とは
邪馬台国の場所に関する記述、当時の倭人の様子が書かれている。
さらに刑罰の有無や、身分の有無などもこと細かく記述されている。
その中でも女王に関する記述が重要!
それが
「乱れた倭国は、女性を王に立てた。その名は卑弥呼。すでに年を取っている。呪術に優れており、統率力もあった。夫はおらず弟が補佐をしていた。卑弥呼の死後、壮大な墓が作られた、次の王は卑弥呼一族の中から台与が選ばれた」というもの。
★漢書は倭国が存在したという内容、後漢書は奴国があったことと金印を授かった証明、魏志は邪馬台国の証明となるので覚えておこう!