絶対に押さえておきたい!宗教会議で中世ヨーロッパ史を理解しよう
キリスト教の歴史を学ぶうえで重要なもののひとつは宗教会議です。
いくつかに絞って簡単にまとめますので、混同しないように理解しましょう。
■二ケーア公会議
325年、コンスタンティヌス帝が開催。
アタナシウス派を正統、アリウス派を異端と決定する。
エウセビオスが活躍。(アリウス派はのちにゲルマン人に伝わる)
■エフェソス公会議
431年開催。
ネストリウス派を異端と決定する。
※ネストリウス派はのちにササン朝をへて唐に伝わり、景教とよばれる。
■カルケドン公会議
451年開催。
単性論派を異端と決定する。
アタナシウス派の説が三位一体説として確立される。
■クレルモン公会議
1095年、ウルバヌス1世が開催。
これにより十字軍がはじまる。
■コンスタンツ公会議
1414年~1418年に開催。
教会大分裂の解決。
■トリエント公会議
1545年~1563年、パウルス3世が開催。
カトリックの勢力回復について。