飛鳥時代の天皇の覚え方とは?効率的な方法|日本史勉強法
飛鳥時代の11人の天皇を覚えるコツを紹介したいと思います。
まず初めに、天皇の名前を覚えるために、語呂合わせやひたすら口に出すというやり方で暗記しても、
いざ書く時に名前が出てこなかったり、漢字が書けないなど全く意味のない結果に終わってしまうことが多いです。
実際、私がそうでした。
そうならないために、ただ名前を覚えるのではなく、その天皇が何をしたどんな人物なのかを関連付けて理解し
政治の流れを把握すれば、スルスルと頭に入れることができますよ。
例として、崇峻天皇→推古天皇→舒明天皇の順に書いていくと・・・
飛鳥時代の最初の天皇である『崇峻天皇』は、歴代の天皇の中で唯一暗殺されてしまいます。
崇峻天皇には子供がいなかったので、お兄さん(敏達)の奥さんの推古がその後を継ぎました。
なぜ奥さんが天皇になったかというと、お兄さんの子供はまだ幼すぎて政治が行えず、
大人になるまでの繋ぎとして推古が天皇を務めることになったのです。
これが歴史上初の女性天皇である『推古天皇』誕生となります。
しかし、推古の子供は大人になる前に亡くなってしまい、推古天皇は摂政として共に政治を行っていた聖徳太子に政治を任せます。
その後、隋が滅びて唐という国が誕生し、遣唐使を派遣したのが『舒明天皇』になります。
このように、天皇一人一人が行ったことと時代の流れや人物像などをノートにまとめて何度も読み返すのがおすすめです。
もし、それでも覚えられないという場合には、天皇の名前を覚えるための覚え歌があるので
ぜひ一度チェックしてみてくださいね。