未来進行形(will be +-ing)とは?実はとっても簡単だった!
こんにちは。塾講師めるです。
今回は「未来進行形」について説明していきます!
1)進行形って何だっけ?
進行形では,動詞の部分が「be動詞+-ing」という形になります。
日本語に訳すと「~している」という意味になりますね。
もし「進行形の意味がピンとこない…」と思う方は,最近はちょっと死語になってきましたが,
SNSで「○○なう」という呟きを一度は見たことがあると思います。
あれが進行形のイメージだと思ってください。
中学校の英語では2種類の進行形がありました。
ちょっとおさらいしてみましょう。
現在進行形=「am・is・are +-ing(~している)」
過去進行形=「was・were +-ing(~していた)」
be動詞を現在形・過去形にするだけなので,使い分けはとっても簡単ですね。
2)未来進行形って何?どう訳せばいい?
では,本題の未来進行形について説明していきましょう。
…と言っても,実はとっても簡単なんです。
皆さんは「未来」の出来事を表すとき,何を使いますか?
そう,助動詞のwill(~だろう,~するつもりだ)を使いますよね。
「未来進行形」という聞き慣れない言葉に最初は戸惑うと思いますが,
よく見ると,ただ「will」と「進行形」が合体しているだけの用法なんです。
(実は「未来完了形」でも同じことが言えたりします)
ですから,「will」と「be動詞+-ing」を組み合わせれば,未来進行形は完成です。
willは助動詞なので,後ろには必ず動詞の原形が来ますよね。
be動詞の原形はもちろん「be」なので, 未来進行形は「will be +-ing」という形になるわけです。
訳し方も簡単です。「~している」を未来に置き換えるだけなので, 未来進行形の訳し方は「~しているだろう」となります。
せっかくなので,未来進行形で例文を作ってみましょう。
He will be working in Tokyo at this time next year. (来年の今頃は,彼は東京で働いているだろう)
「will be +-ing」という形と「~しているだろう」という訳し方, どちらもそのまま使えることがわかりますね。
3)まとめ
いかがでしたか?
今回のポイントはこれです。
・未来進行形=「will be +-ing(~しているだろう)」
主語に合わせてbe動詞の形を変える必要がないので, ある意味では現在進行形や過去進行形よりも簡単ですね。
形はとっても簡単ですが,いちおう高校で新しく習う文法なので,
特に難易度がそこまで高くない大学の問題では, 比較的わかりやすい形で出題されることが多いです。
つまり,「未来進行形の問題=点の取りやすいラッキー問題」なんです!
大学受験は1点を争うシビアな競争なので, こうした問題でまずは確実に点を取っていきたいですね。
未来進行形をマスターして,まずはライバルに1点の差をつけていきましょう!