頻出単語!1月から12月まで古典単語で書ける?
こんにちは。塾講師めるです。
今回は「1月~12月って古典ではなんて言うの?」という質問に答えていきます!
古典では「神無月」「霜月」などの月を表す言葉がよく使われますよね。
これは昔の暦(太陰暦)による月の別名(旧暦月名)と言って,
受験生にとっては必ず暗記してほしい知識のひとつです!
1)旧暦で1月~12月ってなんて言うの?
では,さっそく見てみましょう。
1月~12月の旧暦月名は次の通りです。
1月 :睦月(むつき) 2月:如月 (きさらぎ)
3月 :弥生(やよい) 4月:卯月 (うづき)
5月 :皐月(さつき) 6月:水無月(みなづき)
7月 :文月(ふみつき) 8月:葉月 (はづき)
9月 :長月(ながつき) 10月:神無月(かんなづき)
11月:霜月(しもつき) 12月:師走 (しわす)
「師走」は現在でも12月を表す語として使われていますね。
使われる漢字や読み方は他にもありますが,
今回はもっとも一般的なものを紹介してみました。
2)旧暦月名の覚え方は?
旧暦月名は全体的に「~月」が多いので,
これだけでは少し覚えにくいかもしれません。
簡単に覚えたい!という方は,次のように覚えてみましょう。
「むきやすい卵をさっき皆(みな)で踏みつけたら 鼻(はな)かんで失神(しっしん)」
これは旧暦月名の頭文字を順番に取って作った語呂合わせですね。
いちおう確認してみましょうか。
む き やすい 卵 さっき みなで ふみつけたら
睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月
は な かんで しっ しん
葉月 長月 神無月 霜月 師走
ちなみに「卯月」のところは,「卯」と「卵」が似ているので当ててみました。
若干無理やりかもしれませんが,覚えられれば良しとしましょう!(笑)
3)まとめ
いかがでしたか?今回のポイントは以下の通りです。
・旧暦月名=1月 :睦月(むつき) 2月:如月 (きさらぎ)
3月 :弥生(やよい) 4月:卯月 (うづき)
5月 :皐月(さつき) 6月:水無月(みなづき)
7月 :文月(ふみつき・ふづき) 8月:葉月 (はづき)
9月 :長月(ながつき) 10月:神無月(かんなづき)
11月:霜月(しもつき) 12月:師走 (しわす)
・覚え方 =「むきやすい卵をさっき皆で踏みつけたら 鼻かんで失神」
最初にも言いましたが,旧暦月名は古典の一般常識としてよく聞かれます。
また,今回紹介した漢字表記とは別に,
「三月」=「やよい」と読ませるなどの問題もあるので,
まずはそれぞれの月の読み方だけでもおさえておきましょう!