聖武天皇、遷都しすぎやろ‼︎遷都の順番は語呂合わせでバッチリ解決!
聖武天皇って何回も遷都していて、遷都の順番や遷都した場所が複雑ですよね…。
そこで!例題を一つ用意したので解いてみてください。
聖武天皇が遷都した順番と遷都した場所を簡単に覚えられる魔法の語呂も紹介しますよ!
例題
聖武天皇が740年以降、平城京からわずか5年間で遷都された順に並べよ。
A 平城京
B 難波宮
C 恭仁京
D 紫香楽宮
解き方
首都がたびたび変わるとなると、それは異常事態ですよね。
今の日本の首都はいうまでもなく東京ですが、
ちょっとしたことがあるたびに、あちらこちらに首都が移転していては、
国民も混乱するでしょうし、それだけ移転費用もかかってしまいますよね。
でも、聖武天皇時代、740年から745年にかけて、4度も遷都を繰り返しています。
多くの仮説はあるものの、なぜこんなに遷都を繰り返したのかについては、
特段、理由がわかっていないのが現状なんです。
それを順番に並べてみると、
まず741年に平城京から恭仁京に遷都し、
続いて、744年に難波宮へ、745年には紫香楽宮へ、
そして同じ年、平城京へと戻ってきます。
というわけで正解はC→B→D→Aとなります。
くに(恭仁京)難(難波宮)し(紫香楽宮)く、元の平城京へ・・・
遷都が多いということは、それだけ国を維持するのが難しかったということでしょう。
なので、このように覚えると、すんなり頭に入るかもしれませんね。