前置詞+関係代名詞の使い方がわからない!実は関係副詞とふか~い関係が⁉︎
前置詞+関係代名詞、あなたは理解できていますか?何で、前置詞をつけなきゃいけないのか、関係副詞とどういう関係があるのか。
前置詞+関係代名詞であなたが抱えている疑問、この記事ですべて解決します!
比べてみる
前置詞+関係代名詞はややこしいですよね。とくに前置詞がつく場合とつかない場合はどうやって見分けるのでしょうか。
まずは前置詞がつく文章とつかない文章を比べてみましょう!
- This is the house which I bought. (これは私が買った家です)
- This is the house in which I lived before.(これは私が以前住んでいた家です)
覚えておこう!
まず、関係代名詞の前につく前置詞は、
- もともとは関係代名詞以降の文の動詞の後ろにあったもので戻すことができる
②でいうと、This is the house which I lived in before. になります。
そしてもう一つ関係代名詞の文章の特徴は、
- 関係代名詞の前に来る名詞は、関係代名詞から始まる文章のどこかに戻して文章を完成させることができる
というのは知っていましたか?
そして上の2つの例文でそれを行うと、
- (which) I bought the house. (私はその家を買った)
- (which) I lived in the house before. (私は以前その家に住んでいた)
というような形です。
このとき、②の文章でinがなければどうでしょう?文章は成り立ちませんよね?liveは自動詞なのでinがなければ「〜に住む」とは表せませんよ!
なので2の文章ではinが必要となり、関係代名詞ではこの位置に残った前置詞は関係代名詞の前に持ってくるルールがあるために、
This is the house in which I lived before.
という文章になってしまうのです。ちなみに前置詞の場所は訳には影響ありません。
練習あるのみ!
他にも例文で前置詞と関係代名詞の前の名詞を、関係代名詞の後ろに戻して文章を完成させる練習をしてみましょう。
- Today is the day on which I hold a party.
= (which) I hold a party on the day
- That is the room in which I was doing training.
= (which) I was doing training in the room
- He is the reason for which I broke the window.
= (which) I broke the window for the reason
- This is the way in which he stole the car.
= (which) he stole the car in the way
どうでしょう?戻せましたか?
実はこの4つの文章には前置詞+関係代名詞ということだけではないもう一つの共通点があります。気づきましたか?
共通点とは
それは、すべて「関係副詞を用いて書き換えることができる」という点です。
関係副詞は以下の公式で簡単に理解できます。
- 関係副詞=前置詞+関係代名詞(日時、場所、理由、方法の場合のみ)
つまりそれぞれ上の例文は以下のように書き換えられます。
- Today is the day when(=on which) I hold a party.
- That is the room where(=in which) I was doing training.
- He is the reason why(=for which) I broke the window.
- This is how(=in which) he stole the car. (※howの場合は特殊で、wayを消す)
これが前置詞+関係代名詞と関係副詞のふか~い関係になります!
まとめ
- 前置詞が関係代名詞の前に必要かどうかは、前置詞と関係代名詞の前に来る名詞の2つを関係代名詞の後ろの文に戻して文章が完成するかどうかで判断する。
- 関係副詞=前置詞+関係代名詞(日時、場所、理由の場合)