【覚え方】共洗いするorしない?簡単な覚え方を教えて!!
化学の実験で「共洗い」という操作をすることがあると思います!
この「共洗い」
実は「するもの」と「してはいけないもの」があります!
中和滴定の実験の時を考えてみましょう!!
ホールピペット→共洗いする
ビュレット→共洗いする
メスフラスコ→共洗いしない
三角フラスコ→共洗いしない
違いが分かりますでしょうか・・・
理由を説明しましょう!!
ホールピペットやビュレットは滴下した物の濃度と量がそのまま計算に使われるので、
内容液の濃度が正確に保たれていないとまずい!!!
メスフラスコは、物質を入れた後に水を加えて薄く(希釈)するので水がついていてもかまわない!
三角フラスコは、保つ必要があるのはモル数であるために、水で溶液が薄まってもモル数が変わらない!
ということになります!
ここまで聞いても、よくわからない人も多いと思いますので、こっそり簡単な覚え方を伝授します!!
入れる方は共洗いする!
入れられる方は共洗いしない!
以上です!!
先ほどの例で考えてみましょう!
ホールピペット→入れる方
ビュレット→入れる方
メスフラスコ→入れられる方
三角フラスコ→入れられる方
どうです?その通りでしょう?
今回一番伝えたいことは
入れる方は共洗いする!
入れられる方は共洗いしない!
これだけです!
これで共洗いする、しないは完璧ですね!!!