廃藩置県って結局何がしたかったの?真の目的とは
1.「廃藩置県とは?」
廃藩置県とは、今までの藩体勢から県に変更しますよ!というのが簡単な説明です。
これ以上でも、これ以下でもありません。
読んで字のごとくですね(笑)
では、なぜこのような政策が必要だったのか、それはどのような影響を及ぼしたのかを説明していきます。
2.「なぜ廃藩置県は必要だったのか?目的ってなに?」
幕末から明治初期の頃の日本は、「国」=出身の藩のことを指しました。
例えば、「お国元はどちらですか?」「長州です」みたいに。これはどういうことかと言うと、それぞれ自分の藩を守ればいいということです。
さらに当時は、地方分権化が進んでいたので、地方の大名がその藩における実験をほぼ握っていました。これは幕府から政府に変わっても実験は殿様にあったからです。
これでは、日本が責められた時、各個撃破されて行ってしまいますよね。
そこで、廃藩置県により、「政府が任命した知事」という形で就任するようなりました。これにより、政府は任命統治を行うことができるようになったんです。
しかし、政府が最も重要に考えていたことは、全ては、
権力を中央に集中させたかった
ということです。
3.「廃藩置県の成果はどうだった?」
上述の通り政府は権力を中央に集中させることに成功しました。
これにより政府が狙っていたのは、
権力を地方から中央へと集めることにより、人心に掌握と、税金の徴収を用意にすることがきた
ということがいえます。
その頃から、自分のことを「長州人」ではなく、「日本人」呼ぶようになりました。
ちなみに、今でも同じ都道府県の出身者と他の都道府県で会ったらなんとなく親近感がわきませんか?
これは、日本人の特徴のひとつらしいので、当時のDNAが引き継がれているのかもしれませんね(笑)