評論文読解のコツ② 主張ってどうやって見つけるの?~逆接編~
突然ですが、評論文の問題で問われるものって何でしょう?
実はどの評論文も、問題として出されるものは一緒だったりします。
「どういうこと?」と思った人、まずはこれを覚えましょう。
評論文で問われるのは、筆者の主張です。
よく聞く言葉ですよね?
「筆者は何が言いたいのかな?」とたいていは言っているのです。
例外もあります。が、5問中4問、少なくとも3問はこれです。苦手な人はここから抑えるのが近道でしょう。
では筆者の主張を見つけていく公式を覚えていきましょう。
逆説表現のあとは主張!!
これは最重要ポイントです。
「しかし」「だが」「けれども」
こういったものが逆説表現です。
これに続く言葉が、筆者の主張となります。
難しい事ではないのです。
主張とはつまり、筆者が一番伝えたいこと。
A「君のことが好きなんだ!」
B「えっ、私頭悪いし、足も遅いし、顔だって可愛くないよ?」
A「でも、君が好きなんだ!!」
この場合、AくんがBちゃんに一番伝えたいのは「君が好きなんだ」ということ。「でも」の後ろに来ている言葉ですね。
評論文の筆者だって同じです。伝えたいことの前には逆説表現を置くのです。
まとめますと、
評論文では筆者の主張を探す。
筆者の主張は逆説表現の後ろに書かれている。
この記事で言いたいことはこれだけです。
筆者の「話している内容」は難しいかもしれませんが、「話し方」は私たちと変わらないんですよ?
より詳しく知りたい方は以下のリンクへどうぞ。
評論文読解のコツ③ 主張ってどうやって見つけるの?~要約編~
評論文読解のコツ④ 主張ってどうやって見つけるの?~具体例編~