後置修飾を押さえて複雑な文章を攻略しよう
後置修飾
名詞の後に2語以上の形容詞句や分詞句を続けて名詞を修飾する文法を後置修飾と呼びます。
例文:This is a car suitable for my family.(これは私の家族に適した車です。)
なぜ2語以上の時は後置するかというと、英語は説明を後から後からつけていく言語だからですね。
1語の時は名詞の前に置くことができますが、それはまさに普通の形容詞、分詞の使い方です。
例文:This is a comfortable car.(これは快適な車です。)
例文
It may be that we are Earth’s ultimate generalists able to adapt to the most extreme changes in our environment.
直訳:私たちが私たちの環境の最も過酷な環境に対応することができる地球の究極な万能家だからだろう。
意味:人間があらゆる環境に対応出来るからだろう。
例文の解説
まず、It may be 〜.で「〜だろう」を表します。
接続詞thatで「〜ということ」を表すので、合わせたIt may be that S V.で「SがVするだろう。」という意味になります。
able以降が後置修飾の文になります。
英語を読むときのコツ
例文の直訳を書きましたが、変な日本語です。英語と日本語はそもそも違う言語なので、納得のいくように訳すには直訳では不可能です。
「和訳せよ」という問題の場合、各単語や熟語、文法がわかっていることをアピールするために丁寧に訳す必要がありますが、文の意味を把握して問題を解く上では内容が押さえられていればそれでいいですよね。
今回で言えば、「人間があらゆる環境に対応出来るからだろう。」ここがぼんやり頭に浮かんでいれば細かいことは気にせず次に進んでOKです。
英語読解はスピードが重要です!わからないところは雰囲気で流すこともまた、大切です笑
受験生の皆さん頑張ってください!