日本は何故不景気なのか?知っておくべき不景気の仕組み
ここ十数年、日本は不景気です。景気回復のニュースが流れていますがなかなか実感はできていないのが実情ではないでしょうか。
今回はその不景気の仕組みについてです。
景気の仕組み
「金は天下の回り物」という言葉の通り景気というのはお金が動くことで変化します。
①企業の商品を消費者が購入する。
②売り上げの一部で商品を生産し、残りは給料として支払われる。
簡潔に表すと①と②の繰り返しです。
不景気とは・・・
不景気とはこの動きが鈍ることを指します。
つまり
売り上げが伸びず新しい生産が出来ない。お給料が減る。
お給料が少ないから消費が減る。
消費が減って売り上げがさらに落ちて生産減、減給。
これを負のスパイラルと言います。
別の要因もあります。現在の日本の状況を見てみましょう。
不況が続いていることで各主体(企業、消費者)がお金をセーブする動きがあります。
また、海外の安い労働力を求めたアウトソーシングも進んでおり、雇用自体減っているという要因も絡んできます。
<ポイント>
売り上げ減→生産減、給料減→消費減→(最初に戻る)
という負のスパイラルが不景気の要因です。