【受験必須】カンマ(、)を使った関係代名詞の用法を復習しよう!
カンマ()を使った関係代名詞の用法は、受験の長文によく出てくる大切な文法の一つです。
カンマ()を使わない関係代名詞との違いを、はっきりと説明できるでしょうか?
カンマ()を使った関係代名詞の用法
まず文法的に説明すると、カ
カンマ()を使わない関係代名詞は先行詞の意味の限定を、
カンマ()を使った関係代名詞は先行詞の意味の補足説明をします。
これだけではわかりにくいので、例文で見ていきましょう。
まずカンマ()を使わない関係代名詞の文です。
She is a girl who play the piano.
訳は、「彼女はピアノを弾く女の子です」
となり、関係詞節は先行詞 she の意味を限定していますね。
このことから、カンマ()を使わない関係代名詞の用法は、限定用法や制限用法と呼ばれます。
カンマ()を使った関係代名詞の例文を見ていきましょう。
She is a girl who play the piano.
訳は、「彼女は女の子ですが、ピアノを弾きます」
となり、関係詞節は先行詞 she の意味の補足をしています。よって、非制限用法と呼ばれます。
関係代名詞の省略について
また、 カンマのあるなしによって、省略できるかどうかが決まります。
次の表を参考にして下さい。
制限用法 | 非制限用法 | |
カンマ | × | ○ |
省略 | 目的格のみ省略可 | × |
使用できる関係代名詞の種類について
制限用法ではwho which that の3種類すべてが使用できますが、
非制限用法ではthatは使用できません。
おさらい
- カンマ()を使わない関係代名詞は先行詞の意味の限定
- カンマ()を使った関係代名詞は先行詞の意味の補足説明
- 省略は制限用法の時、目的格のみ可能
- 非制限用法ではthatは使用不可
でした。下に設問を用意したので、理解できたか確認してみましょう!
設問
次の文を和訳しなさい。
He is a boy who can speak Spanish.
答え
彼は少年ですが、スペイン語を話すことができます。
解説:カンマ()を使った関係代名詞の文なので、関係詞節は先行詞の補足説明です。