【完了形】現在完了形(経験)の見分け方、疑問文や否定文は完璧?ポイントを復習しよう
今回は完了形の中の現在完了形(経験)について説明します。
みなさんは現在完了(経験)について正しく理解できていますか?
現在完了形には三つの用法があります。
①継続
②経験
③完了
の用法がありますが、カタチだけではどの用法か見分けられません。
このうち現在完了形(経験)を見分けるには、どうすればいいのでしょうか?
キーワードを覚えれば簡単
現在完了の経験の用法の文章には、よく使われるキーワードがでてきます。それは、
①once twice four times など、回数を表すもの
②before
この二種類です。現在完了(経験)を見分けるには、たった二種類のキーワードを覚えるだけでいいのです。
例を見ていきましょう。
I have been to Spain twice.
これは最後に回数を表す twice があるので、現在完了(経験) だとわかりますね。
訳は、「私はスペインに二度行ったことがある」です。
しかしここで、ひとつ注意が必要です。
現在完了(経験)の文ではgoneは使えない
普通、行くという意味の動詞は go になりますが、この動詞は現在完了(経験)の文では使うことができません。注意しましょう。
現在完了(経験)の否定形
また、現在完了(経験)の否定形は次のようになります。
He has never played the piano.
彼は一度もピアノを弾いたことがない。
no ではなく never が使われていることに注意してください。
現在完了(経験)の疑問形
疑問形のカタチは次のようになります。
Have you ever been to Japan?
あなたは日本に行ったことがありますか?
everは経験の疑問文だけで使われます。
まとめ
さて現在完了(経験)についていくつか説明をしたので、まとめます。
①見分けるにはキーワード
②goneは使えない
③否定にはnever
④疑問にはever
下に設問を設けたので、理解できたかチェックしてみましょう。
設問
次の文を疑問文・否定文に書き換えなさい。
They have been to China before.
答え
疑問文:Have they ever been to China?
否定文:They have never been to China.