be動詞の現在形とは?英語の基本となる重要ポイントをおさえよう!
be動詞の現在形は一番基本的な形ですが、重要なポイントがたくさんあります!
be動詞の過去形を勉強するときも、まずはbe動詞の現在形についてしっかりと理解していないといけません。
一般動詞との違いも重要です。
そのためにはまずbe動詞の現在形についてしっかり理解しておきましょう!
be動詞の現在形にはどんなものがあるか?
be動詞の現在形は、am、are、is があります。
三つだけですので、正確にしておきましょう。
訳し方は、
「~です(~である)」
「~にいる、~にある」
が基本です。
主語が I(私) のときは、be動詞の現在形は am になります。
主語が you(あなた、あなた達)の場合や、they(彼ら、それら)、A and B(AとB)などのような複数になる場合は、be動詞の現在形は are です。
主語が this(これ)、that(あれ)、it(それ)や、he(彼)など、三人称単数の場合は、be動詞の現在形は is になります。
am も are も is も、考え方は一緒です。
それでは以下、具体的に見ていきましょう。
「~です(~である)」という意味
以下、am を例に考えてみましょう。
I am a student.
(私は生徒です。)
主語が I(私)なので、be動詞は am になっていますね。
動詞は基本的に主語の次に続きます。
主語+動詞
というまとまり、参考書でもよく見かけると思います。
I の次には am が続いています。これが主語+動詞です。
そして、その次に a student と続き、
「私は生徒です」、ということになります。
You are a student.
(あなたは生徒です。)
He is a student.
(彼は生徒です。)
They are students.
(彼らは生徒です。)
It is an apple.
(それはリンゴです。)
全て、主語の後にbe動詞が続きますし、「~です(~である)」と訳しますね。
このように、am も are も is も基本は同じです。
ちなみに、
I am a student.
They are students.
の違いは、a student か students かの違いですね。
日本語としては、どちらも「生徒」と訳しますが、厳密には、a student とは「一人の生徒」、students は「生徒たち」となります。
(訳すときは日本語として違和感のない「生徒」でかまいません。)
なぜこうなるのかというと、
I = a student
They = students
であるからです。
I は単数で they は複数です。
主語が I なら単数なので a student、
they なら複数なので students となります。
これはbe動詞の現在形を「~です(~である)」と訳すことが原因です。
つまり、「~です(~である)」というのは「=」という意味です。
I = a student
they = students
となり、この「=」の意味にあたるのがbe動詞です。
そして現在形なので「~です(~である)」と訳すのです。
「~にいる」、「~にある」という意味
次に、be動詞が「~にいる、~にある」という意味になる場合についてです。
例えば、
The desk is in my room.
(その机は私の部屋にある。)
Your notebook is on the desk.
(あなたのノートは机の上にある。)
I am in Tokyo.
(私は東京にいる。)
などです。
これは、「~です」という「=」の意味を持ちません。
in や on などを伴い、「~にいる、~にある」という意味を持ちます。
語順は同じです。主語の後にbe動詞をつけます。(主語+動詞)
be動詞の現在形の否定文と疑問文
be動詞の現在形の否定文と疑問文は、語順のパターンを正確にしましょう。
一般動詞の現在形(一般動詞の現在形とは?基本的な重要ポイントをおさえよう! 参照)や一般動詞の過去形(一般動詞の過去形とは?おさえておくべきポイントを整理しよう! 参照)の否定文や疑問文との違いをおさえることが大事です。
be動詞の現在形の否定文は、be動詞のあとに not をつけます。これはbe動詞の過去形(be動詞の過去形とは?基本となる重要なポイントを整理しよう! 参照)でも同じになります。
I am not a student.
(私は生徒ではありません。)
I am not in Tokyo.
(私は東京にいません。)
などです。
not は短縮できます。短縮形は以下の通りです。
I am not~ ⇒ I’m not~
are not~ ⇒ aren’t~
is not~ ⇒ isn’t
疑問文は、主語とbe動詞を入れ替えます。
You are a student.
なら、主語の you とbe動詞の are を入れ替え、最後にクエスチョンマークをつけます。
Are you a student?
(あなたは生徒ですか。)
となります。
これに答えるときは、
Yes I am.(はい、そうです。)
No I’m not.(いいえ、違います。)
となります。
ちなみに、I am は I’m と短縮できます。
上記の I’m not~ もその例です。
注意点は、Yes I am と答えるときは、Yes I’m. とはならないことです。
No で答えるときは、No I am not. でも、No I’m not. でもOKです。
このbe動詞の現在形の否定文と疑問文の語順は基本になります!
be動詞の過去形もこれと同じ語順ですし、
一般動詞の否定文と疑問文を考えるときにも、be動詞の否定文と疑問文の語順との違いが大事です。
そのためにはまずbe動詞の現在形の否定文と疑問文の語順を正確にしましょう!
まとめ
いかがでしたか?
このように、be動詞の現在形を勉強することは、重要なポイントがたくさんあります。
主語+動詞
というまとまりなど、英語の基本になる考え方です。
また、be動詞の過去形を勉強するときも、ここで見たbe動詞の現在形のポイントが基本になります。
基本的な語順、
「~です」という訳と「~にいる、~にある」という訳、
否定文の語順と疑問文の語順、
以上、be動詞の現在形の基本をしっかりとおさえておきましょう!