名詞とは?基本的な意味をしっかりおさえていこう!
英語を勉強するうえで名詞は必ず登場しますね。
しかし、名詞の意味を漠然と知っていても、実際に名詞って何?って聞かれると、ちょっと答えづらい…。そんなことありませんか?
名詞の意味の基本をしっかり覚えておくと、英語の勉強はぐっと進みます!
ここでは英語の名詞の意味を考えてみましょう。
物や人物の名を示す
名詞というのは、物や人物などの名前を示す品詞です。
school(学校)や pen(ペン)などの対象や物、Mary(メアリー)などの人名、Tokyo(東京)などの地名が名詞です。
以下の例文を見てみましょう。
Mary plays the guitar.
(メアリーはギターを弾く。)
という文ですが、この文の主語は Mary です。
この、Mary は名詞です。人物の名を示しています。
上記の例文だと、Mary という名詞は主語の「~は」に当てはめることができるような、何かの物、対象になります。
また、guitar も名詞です。この guitar は「~を」という目的語の部分です。
I met Tom yesterday.
(私は昨日トムに会った。)
という文なら、人物の名前に該当するのは Tom です。この Tom が名詞です。
この文では、「~に」に当たる目的語に Tom が入ります。
This is Mary.
(こちらはメアリーです。)
〔⇒誰かに紹介する場合など〕
この文でも、名詞は Mary です。
そしてこの文では、Mary は補語に当たります。
Tokyo is the capital of Japan.
(東京は日本の首都です。)
なら、Tokyo、Japanは地名と国名で名詞、capital も「首都」という名称で名詞です。
名詞の複数形
例えば、「三つのペン」なら、
three pens
となります。
pen のあとに s がつきますね。
pens というのは、pen という名詞の複数形です。
このように s をつけなければならない場合があるので、注意です。
また、不規則に変わる場合もあります。
man(男性)が複数になると men(男性たち)になります。
このように s をつければいいだけではないので、不規則に変化する名詞は注意です。
可算名詞と不可算名詞
名詞について、もう少し踏み込んでみましょう。
名詞には、可算名詞と不可算名詞という概念があります。
上記に挙げた pen などは可算名詞です。
可算名詞とは数えられる名詞のことで、この可算名詞には複数形があります。
逆に、不可算名詞は数えられない名詞のことで、複数形というものがありません。
例えば、rain や water というのは、「雨」、「水」となりますが、
これらは数えられるものではありません。
pen(ペン)などのように数を数えることができる名詞とは性質が異なります。
これが不可算名詞です。
まとめ
このように、名詞というのは英語を勉強していれば必ず日常的に触れる品詞です。
人物の名前や地名、そして物は、様々な英文に登場します。
名詞は主語(S)、補語(C)、目的語(O)となりますが、まずは「物や人物などの名前」を示すもの、と覚えておきましょう。
英文の中で「物」や「人物などの名前」がどこかを探してみると、名詞をいつも以上に意識できます。これはとても大事なことです。
このことが、S、V、C、の把握をしやすくなることにもつながります!
また、可算名詞と不可算名詞という概念も大事です。
ぜひしっかりとおさえておいてください。