助動詞 had betterとは? どんな時に使うの?
はじめまして。keiraです。
今回は、助動詞had betterについて説明していきます!
1)助動詞 had better ってどんな意味?
had better+動詞の原形で、「~したほうがよい」という忠告の意味を表します。
動詞の原形をとるということは、had betterは‟助動詞”ですね!
助動詞は、その名のとおり「動詞を助ける」ので、動詞の前に置いてあげましょう。
例文を見てみましょう。
You had better go home right now.
(あなたは今すぐ家に帰ったほうがいいよ。)
had betterの後ろには、確かに動詞の原形がきていますね!
had betterには相手に何かを忠告するような意味があります。
命令的な感じを与えるので、目上の人には使わないほうがよいかもしれませんね。
2)助動詞 shouldと何が違うの?
では、助動詞‟should”「~すべきだ」とは何が違うのでしょうか?
例えばこんな文があります。
You should take it easy.
‟take it easy”は「気楽にする」といった意味で使われます。
ここでは「~すべきだ」といっしょに用いられていますので、
「気楽にすべきだ」→「無理しないで」といった意味になります。
実は、助動詞 should よりhad betterのほうが強い意味を持ちます。
ですので、shouldはhad betterと違って、目上の人に使うこともできます。
日本語だと「すべき」のほが強い意味に思えますが、日本語と英語のニュアンスが違うんです。
had betterは目上の人には使わない!ここは覚えておいたほうがよいですね。
3)had betterの否定文て?
hadと betterはセットで助動詞として扱います。
助動詞の否定文は、助動詞の後ろに‟not”をつけるんでしたね。
(助動詞canの否定形は、can notでしたね)
You had better not eat too much.
(あまり食べ過ぎないほうがいいよ。)
had better not で「~しないほうがよい」という意味になります。
4)had betterの疑問文はあるの?
had betterの疑問文のつくりかたはこうです。
hadとbetterを切り離し、hadを主語の前に出しましょう。
Had I better go right now?
(今すぐ行ったほうがいいですか。)
しかし、最初に説明したとおりhad betterは忠告を表しますので、
人に忠告について尋ねるのは何だかヘンな感じがしませんか?
忠告はあくまで人からされるものですよね。
ですので、had betterの疑問文はほとんど見かけることはありません。
もし人に「~すべきですか」と尋ねたいときは、近い意味をもつ助動詞 shouldを使いましょう!
Should I go right now?
(今すぐ行くべきですか。)
これで自然な文になります。
5)まとめ
いかがでしたか?助動詞had betterについて理解できましたか。
特に、助動詞had betterの否定形を had not betterとする間違いが多いので、気を付けましょう。
否定形は、had better not です。お忘れなく。