neitherとeither+代名詞の意味!|英語勉強法
neither と either。
見た目の違いは、neither は頭に「n」があって、eitherにはない。この2つは文の中での位置もよく似ています。neither とeitherの違いと共通点は何か?どう使うのか?
まず、大きな違いはその意味です。
・neitherは、「どちらも~ない」 (not one and not the other )
・eitherは、「どちらか、どちらでも」 (any one of two)
という意味を表します。意味に注意して、neitherとeitherの使い方を見て行きいましょう。
この2つの使い方はよく似ています。どちらも文でも会話でも頻繁に使用される語彙ですので、覚えてしまうと大変便利です。
(1)基本の使い方
neitherもeitherも
①単独で
②あとに名詞/代名詞を続けて
③あとにof + the / these / thoseを続けて
使うことができます。それぞれ用例を見ていきいましょう。
①単独で
I tried both keys but neither worked.
(両方のカギを試したけど、どちらもダメだった)
Either is fine to me.
(どちらでも私は良いですよ)
②あとに名詞/代名詞を続けて
・neither+名詞
Neither story is ture.
(どちらの話も本当ではない)
・either+代名詞
Either he or I am to blame.
(彼か私のどちらかが悪いのだ)
Either you or me you should be the one to be blamed.
(君か僕のどっちかなら、君の方が悪い)
③あとに of+ the / these / those/代名詞を続けて
・neither+of the ~
Neither of the witnesses knows what happened.
(証人のどちらも、何が起きたか知らない)
・either + of the ~
Either of the witnesses knows what happened.
(証人のどちらかが、何が起きたか知っている)
・either+of 代名詞
Either of them knows what happened.
(彼らのうちどちらかが、何が起きたか知っている)
・neither+of 代名詞
Neither of them knows what happend.
(彼らのうちだれも、何が起きたか知らない)
(2)neitherとeitherの入れ替えが可能な場合
either+動詞の否定形とneither+動詞の肯定形は、互いに入れ替えることができます。
I have read neither of these books
ll
I haven’t read either of these books.
(私はどちらの本も読んでいない)
※注意1
neither は both の否定になりますが、下記の点に注意しましょう。
「I ate both of them. (両方とも食べた)」の反対は、「I ate neither of them.(両方とも食べなかった)」ですが、「I didn’t eat both of them.」と「I ate neither of them.」は意味が異なります。
「I didn’t eat both of them.」は「両方は食べなかった」という意味なので、片方は食べていますね。「両方とも食べなかった」という場合は、「I ate neither of them.」または「I didn’t eat either of them.」となります。
※注意2
neitherが動詞の主語の場合はeither+動詞の否定形と入れ替えることができません。
either は、肯定文、または疑問文の主語/目的語となることができますが、否定形の動詞の主語になることはできません。
・Eitherが主語の例
Either (of these) would do.
(どちらでも大丈夫)
・Eitherが目的語の例
Would you like either of these?
(これらのうちどちらがよろしいですか?)
(3)neither…norとeither…or
①neither…nor+動詞の肯定形は、文中の否定される2つの要素をつなげる時に使います。
They said the room was large and bright but it was neither large nor bright.
(部屋は広くて明るいといったのに、広くも明るくもなかった)
He neither wrote nor phone.
(彼は手紙も電話もくれなかった)
②neither…norが、文中の主語でない場合、either…or+動詞の否定形と、neither…nor+動詞の肯定形は、互いに入れ替えることができます。①の例文と下の例文を比べてみましょう。
They said the room was large and bright but it wasn’t either large or bright.
(部屋は広くて明るいといったのに、広くも明るくもなかった)
He didn’t either write or pohne.
(彼は手紙も電話もくれなかった)
(4)tooの否定形
①neitherはtooの否定表現になります。
I cannot sleep today neither.
(今日も眠れない)
②eitherもtooの否定表現になります。
I will not go there either.
(私もそこにはいかない)
The car is reliable and not expensive either.
(その車は信用できる上、価格が高すぎもしない)
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まとめ
■neitherとeitherの意味の違いはneither「どちらでもない」、either「どちらか、どちらでも」
■either+動詞の否定形とneither+動詞の肯定形は入れ替え可能
■either…or+動詞の否定形と、neither…nor+動詞の肯定形は入れ替え可能。
■tooの否定表現となる。