衆議院と参議院の違いをわかりやすく解説!|政治経済勉強法
ちがい1 位置づけ
基本的に、数の衆議院。理(理性)の参議院。と言われています。
ちがい2 人数
衆議院が475人。参議院が242人です。
数の衆議院といわれる理由です。
ちがい3 被選挙権
立候補の権利です。
衆議院は25歳から。参議院は30歳からです。
年齢が違うのも、30歳からの参議院にが理があると、判断されています。
ちがい4 任期
衆議院は任期4年。ですが、途中で解散があります。これは、総理大臣が決めます。
参議院は、任期6年。3年ごとに、半分の121人が改正されます。
なので、衆議院は総選挙。参議院は普通選挙ともいわれます。
衆議院と参議院の半分が同日に選挙を行う場合もあります。
1980年と1986年に衆参同日選挙が行われました。
ちがい4-1 衆議院に解散がある理由
任期は短く、途中で解散権もある衆議院。
それだけに、参議院にはない衆議院だけの優越があります。
参議院が否決しても、衆議院だけで決められるものも、いくつかあります。
これは、参議院で否決されると、国が運営できないものが主になっています。
ほかに
また、衆議院と参議院は兼職できません。同時に、国会議員と地方議員の兼職も、全議員と市町村長・知事の兼職もできません。
つまり、公務員特別職の兼職はできないことになっています。