三権分立における司法権の独立を簡単に説明|政治経済勉強法
1)まずは司法権について理解しましょう
法にもとづいて争いごとを解決することを司法といい、司法権は、裁判所だけがもっています。
2)司法権の独立は何故重要なのでしょうか
裁判が公平に行われるためには、裁判所や裁判官が、国会(立法府)や内閣(行政府)から圧力や干渉を受けないことが必要ですよね。
そのために、日本国憲法第76条では「裁判官は、その良心に従い独立して職権を行い、この憲法及び法律のみに拘束される。」と規定し、司法権が立法権や行政権から独立した存在であることを認めています。
これを、司法権の独立といいます。
司法権は三権分立の1つとして、立法権・行政権とともに重要かつ初歩的です。基礎的な話なので必ず理解しましょう。