波のグラフは二種類?y-tとy-xの違いとは|物理勉強法
波のグラフをちゃんとよく見ると、実は横軸がxのy-xグラフと横軸がtのy-tグラフの二種類があります。
一見、同じ波を表すように見えますが、全然違う波を表しているって知ってましたか?
知らなかった人や曖昧な人は今すぐ理解しておきましょう!
・y-xグラフ
訳:ある瞬間に対して、ある基準点からxだけ離れた場所での波の振幅yを全てグラフに記入したら、グラフが波の形をしていた
・y-tグラフ
訳:ある一箇所に対して、ある基準時刻からtだけ経過したときの波の振幅yを全てグラフに記入したら、グラフが波の形をしていた
なぜ二つもグラフがあるのかというと、波は、x(距離)とy(振幅)とt(時間)の3つの変数があるのですが、3つの変数を同時にグラフに表すのは無理ですよね。
そこでy-xグラフではtを一定の値に、y-tグラフではxを一定の値にして、二種類のグラフに分けることでグラフに表しているのです。