公地公民の必要性を詳しく簡単に解説します!|日本史勉強法
大化の改新後に打ち出された改新の詔。その中で公地公民制への移行があるけど、なんで公地公民制にする必要があったのかは覚えておかなければならないよ。
■公地公民の必要性
今まで私地私民制で、各豪族がそれぞれの地域を支配していた。よく言えば地方分権。
でも地方分権といえるほど基盤が強いものではなかったんだ。大化の改新後の国博士であった遣隋使の僧旻と高向玄理は、新たな国家である唐の最新の政治体制を見たばかり。
日本もそんなことではいかん!と中央集権体制への移行を提案するんだね。
公地公民制を実施し、班田収授法による安定した税収。これで国の基盤は強まると考えたんだ。
■まとめ
マイナンバー制度で国民の管理が問われる昨今と状況は似ているかもしれないね。君たちが当時の農民ならどう思うかな?
そういった目線で考えてみると面白いよ!