目的語にto不定詞か動名詞どちらか簡単に解説|英語勉強法
動詞によって、その目的語の取り方は様々です。
特に受験生にとって悩ましいのが目的語にto不定詞をとるか、動名詞をとるか、の問題でしょう。
ではまず、to不定詞と動名詞の性質を考えてみましょう。
■①:to不定詞は未来指向、動名詞は過去指向。
目的語にto不定詞をとる動詞は未来に起こることについての動詞が多く、
目的語に動名詞をとる動詞は過去に起こったことについての動詞が多いです。
例えば、
expect(予測する),wish(希望する),plan(計画する),decide(決定する)はto不定詞を目的語にとり、
stop(やめる),finish(終える),give up(あきらめる)は動名詞を目的語にとります。
■②:動名詞は、今目の前で起こっていることについての動詞につく。
目的語の動詞についての情景を今頭の中に浮かべていると、動名詞を目的語にとります。
例えば、
enjoy(楽しむ),practice(実行する),imagine(想像する),consider(考慮する),anticipate(予測する)
imagineなどは一見、未来指向の動詞で、to不定詞をとりそうなものですが、ここは今まさに頭に様子を浮かべている、という点を重視して動名詞を目的語にとります。
■③:動名詞は、実現に消極的な動詞につく。
目的語の動詞に対して消極的な気持ちが入っている時は、動名詞を目的語にとります。
例えば、
mind(気にする),avoid(避ける),escape(逃げる),miss(とり逃す)
この手の問題はセンター試験でも、難関私大の択一式問題でも頻出の問題です!
なので必ず答えられるようにしておきましょう。