浪人する?しない?浪人して良かった5つのこと
受験に失敗、浪人しようかな
出来ればしたくない浪人生活ですが、いざ受験してみたけど思うような結果が出なかったとき、もう一年勉強しようかどうしようか悩むと思います。でも、現役での受験も大変だったのに、もう一度あの長く辛い道のりを経験するのかと尻込みしてしまいますよね。そこで大変だったけど浪人して良かった5つのことを紹介します。
1 物事を最後まで達成できる力がつく
浪人中はとにかく志望校合格という一つの目標に突き進み勉強をします。高校の時のように部活もないですし、体育や美術、音楽という科目もありません。たった一つの目標に突き進み、かつ、結果が(どうであれ)必ず出る経験はなかなかできません。現役時代とは違う忍耐力、行動力がつき、何事も最後までやり抜く力がつきます。
2 一生物の友人ができる
受験は団体戦ですが、浪人生はさらにそれが強くなります。ある意味みんなが運命共同体であり、戦友で、志望校合格を一緒に目指す仲間です。お互いに助けあいながら、勉強漬けの厳しい1年を共に乗り越えた仲間は、その後の関係も続きやすいです。また浪人生にしかわからない達成感を共有できるのも楽しいものです。
3 大学生活がより充実する
浪人による現役生からの遅れはデメリットに捉えられがちですが、実は逆で浪人中は大学生活の情報収集に最適な期間です。高校生の時よりも明確なビジョンを立てやすく、友人たちが先に進学しているので大学生活で避けるべきことや講義の選択の仕方などの情報を集めることができます。他にもオープンキャンパスなどではわからない学部学科やサークルのことも入ってきやすいです。また浪人中のモチベーションの源になるので、現役生よりも大学に対して真摯な姿勢を築きやすいように思います。結果、充実した大学生活がおくりやすくなります。
4 就活も戦略がたてやすい
3の項目にも通じる所がありますが、現役生よりも就活の情報が得やすい事があります。よく先輩方の体験談を聞きますが、年上の人に聞くよりも同い年の先輩(つまり上の学年の自分の同級生)に聞くほうがより混みいった話も聞きやすいです。試験の内容や面接官の様子、1次面接から最終面接まで詳細に聞くことにより、より充実した就活のシュミレーションがしやすいです。
5 1年間勉強に費やす貴重な経験ができる
現役のときも1年間勉強したけど?と思うかもしれませんが、授業に美術や体育などの机に向かう以外の授業も入っていたと思います。しかし、浪人生は違います。とにかく1年間、机にかじりつく勉強をひたすらやります。若いうちにこういった経験は今後やろうと思ってもなかなかできません。浪人の経験は大学後半時に公務員やなにか資格を取ることを目指した時にとても有利に働きます。
さいごに
浪人することのメリットを書いてきましたが、やはり時間や金銭的なことを考えると現役で行くことが良いと思います。しかし、微妙なところにしか受からず妥協しようか悩んだとき、もし、もう少し頑張れる余力があるならもう1年頑張ることをおすすめします。浪人する経験はプラスにこそなれマイナスになることは少ないです。