律令の税制とは?租調庸ともに解説してみた|日本史勉強法
租・・・調・・・う~ん律令税制が覚えられない!大丈夫!一覧にしてスッキリと覚えてしまいましょう!
- 租:班田収授法に基づく稲で収める税
- 調:地方ごとの特産品を朝廷に収める税
- 庸:10日間中央で労働する代わりに、布で収める税
- 雑徭:60日を限度とする労働
注意する点は租調庸は中央に対する税で雑徭は地方税だということさらにポイントを説明しよう!
- 租は1段(30×12歩の田)からは2束2把⇒獲れ高のおおよそ3%
- 調・庸で納める布は2丈6尺
- 庸は21歳から60歳までが課せられる
- 国司が強制的に稲を買い取らせ、秋に利子をつけて返させる出挙(すいこ)も税の性質を持っていた
これに加えて調や庸の布を都へ運ぶこと自体も運脚と呼ばれる税であった。
よし!これで律令税制は完璧!あとは律令の兵役制度とあわせてしっかりと覚えておこうね。