素因数分解のやり方!公式的な解き方をマスター|数学勉強法
正の約数が1と自分自身のみである自然数で、1でない数のことを素数といいます。
つまり、素数とは約数が2つある数のことをいいます。
例えば、4の約数は124の3つあるので素数ではありません。
また、11の約数は111の2つなので素数です。
素数は235711131719・・・と無限に続きます。
例題
次のうち、素数はどれか。
12231
答え
1の約数は1の1つだけなので素数ではありません。
22の約数は121122の4つなので素数ではありません。
31の約数は131の2つなので素数です。
このような素数を使って自然数を表していくことを素因数分解、といいます。
先ほどの例題では
22=2×11
のように素数の積で表すことができました。
このように自然数を素数の積で表すことを素因数分解といいます。
ポイント
自然数を素因数分解していくときには、小さな素数から順番に割っていきましょう!
例
48を素因数分解します。
48は2で割れます。
48÷2=24
答えである24はまた2で割れます。
24÷2=12
12も2で割れます。
12÷2=6
6も2で割れます。
6÷2=3
3は素数なのでこれで素因数分解ができました。
つまり、48は48=2×2×2×2×3と素因数分解出来ることがわかりました。
例題
素因数分解してみましょう
6
14
28
答え
6は2で割れます。
6÷2=3
3は素数なのでこれで素因数分解ができました。
素因数分解の答えは、6=2×3
14は2で割れます。
14÷2=7
7は素数なのでこれで素因数分解ができました。
素因数分解の答えは、14=2×7
28は2で割れます。
28÷2=14
14も2で割れます。
14÷2=7
7は素数なのでこれで素因数分解ができました。
素因数分解の答えは、28=2×2×7