不等号の符号の向きが変わるときとは?計算方法|数学勉強法
ポイント
不等号は変数の前にーがあると向きが逆になる
例題1
-X+5≧4
解き方
ーx≧4ー5
ーx≧ー1
x≦1
- まず、5を右辺に移します
- その際、5はー5となります
- 右辺は4ー5となり、ー1となります
- 左辺はーxなので、xとした際に不等号の向きが逆になります
- その際、右辺のー1も1になります
例題2
xーy>3
解き方
ーy>3ーx
y<xー3
- まず、xを右辺に移します
- その際、xはーxとなります
- 右辺は3ーxとなります
- 左辺はーyなのでyとした際に不等号の向きが逆になります
- その際、右辺の3ーxもxー3になります
おさらい
- 不等式でも、左辺と右辺の計算は普通の方程式と同じようにする
- ≧と=がついていようが>と=がついていなかろうが計算は同じようにする
- 変数の前にーがついているときだけ向きに注意し、+の時は気にせず方程式のように計算する