譲歩の副詞節の用法をわかりやすく説明してみた|英語勉強法
こんにちは。塾講師めるです。
今回は「譲歩を表す副詞節を導く用法」について説明していきます!
1)譲歩の接続詞を用いた表現
もっとも基本的なのは,譲歩の意味を持つ接続詞を用いた表現です。
覚えてほしいのは,次の接続詞を用いた表現です。
・although(though)+S+V~:Sは~だけれども
・even if(though) +S+V~ :たとえSが~だとしても
どちらも接続詞の意味を覚えるだけなので簡単ですね。
それぞれ例文を挙げてみましょうか。
Although she has lived in Japan for ten years she can’t speak Japanese well.
(彼女は10年間日本に住んでいるけれども,日本語をうまく話せない)
I will never give up te work even if it is hard.
(たとえ大変だとしても,私は決してその仕事を諦めない)
2)譲歩の意味を持つ表現
さっき挙げた接続詞の他にも,譲歩の意味を持つ表現があります。
こちらも代表的な表現を2つ紹介します。
・形容詞(副詞)+as(though)+S+V~:Sは(形)だけれども~
・whether ~ or … :~であろうが…であろうが
こちらも形さえ分かればとっても簡単です。例文で見てみましょう。
Cold as it is my son is playing in the snow.
(寒いけれども,私の息子は雪の中で遊んでいる)
It doesn’t matter to me whether he comes or not.
(彼が来ようが来るまいが,私には関係ない)
3)まとめ
いかがでしたか?今回のポイントは以下の通りです。
・譲歩の接続詞を用いた表現
・although(though)+S+V~:Sは~だけれども
・even if(though) +S+V~ :たとえSが~だとしても
・譲歩の意味を持つ表現
・形容詞(副詞)+as(though)+S+V~:Sは(形)だけれども~
・whether ~ or … :~であろうが…であろうが
今回紹介した譲歩の副詞節を用いる用法は,長文読解や英作文を解く上でとても重要です。
他の意味を表す副詞節に比べると数が少ないので,必ずおさえておきましょう!