数学の点数が伸びないあなたへ!数学苦手克服法
必要なものは教科書だけ
まずは自分の持っている教科書だけ用意してください。教科書よりも難易度が高い、エクセルなどの参考書は、最初は要りません。教科書を何度も解き、ほとんど頭を使わずに解けるようになること。これが数学苦手克服への第一歩です。
まずは得意な分野から
勉強しはじめる分野は、自分の好きな順番で良いです。一番苦手なところから始めることは止めましょう。まだましな単元から始めることにより、だんだんと数学の考え方に頭が慣れていきます。苦手な単元は後から取り組めばいいのです。
例題で脳の回転数を上げよう
どんなに得意な単元でも、初歩である例題から始めてください。答えが教科書に載っていても自分で考えながら解答を書き、その後で答え合わせをしてください。手を動かすことにより、脳の活発化が見込めますし、書くことと考えることの2つを一緒に、しかも素早くできるようになります。
問いは段階を踏んである
例題の次にある問いは、一問一問段階を踏んで難しくなっています。けれども、1問目は必ず例題と同じ形式になっています。数字や記号が変わっただけで解答の方法は全く同じなので、この1問目をしっかり理解しましょう。2問目からは少しずつ応用問題になるので、難しくなります。
ノートの式変形は細かく書こう
解説や黒板の式変形が分からないことはありませんか?それはスペースの関係で、何段階かを飛ばして書いているからです。自分のノートでは、スペースの遠慮は要りません。移項1つに一段階。両辺約分に一段階。少しずつ計算式を変化させましょう。慣れれば試験では何段階か飛ばして書けるようになります。
1分考えて分からなければ答えを見よう
答えが分からないときは見てしまいましょう。大丈夫、数学の場合ずるではありません。教科書には解説は載っていないので、そこまでの解答は自分で考えなければならないからです。他の本で解説を読んでも分からない場合は、教師や友人に聞いたり、インターネットを活用してください。
同じ問題を何回も解こう
どんなに簡単な問題でも、復習しなければ脳は忘れていきます。かといって短期間に何度も解くことは効率的ではありません。復習するべき判断基準は、問題文を読んで答えをぱっと思い出すかどうかです。すぐに思い出せないならもう一度解くべき時期に来ているということです。