受験生を持つ親必見!受験生に言ってはいけないNGワード集
「勉強しなさい」
定番です。この言葉のまずいところは、受験生にとってなんの足しにもならないからです。受験生は誰しも常に「勉強しなければ」と思っています。しかしなかなか実行に移せず、自分にイライラすることが多々あります。そのようなタイミングで「勉強しなさい」が飛んでくると、そのイライラに油を注ぐことになります。「そんなことわかっているよ」という訳です。わたしの場合はお茶を入れてもらったり、文房具を買ってもらったりするとやる気が出ました。
「成績下がってるけど、大丈夫?」
「大丈夫?」も定番NGワードです。大丈夫かどうか一番知りたいのは受験生本人です。また、成績だけみて、「大丈夫?」と言われてしまうと、受験生の辛い勉強過程を無視した、無責任な発言に感じられてしまいます。わたしの場合、成績が下がってしまった場合、「あちゃー」といって笑ってくれるほうが気が楽になって良かったです。
「このままじゃ、受からないよ」
「受からない」、「落ちる」、「スベる」「浪人」といった不合格をほのめかす言葉は、冗談で言うときに留めるべきです。この言葉も、「勉強しなさい」と同じように、受験生にとって自覚されていることしか言っていない点が問題です。また受験生にとって、自分の頑張りを否定されているように響きます。また模試の成績を根拠に「受からない」と言ってしまうと、受験生はますます落ち込んでしまい逆効果です。
「志望校変える?」
わたしは、国立志望だったのですが、「私立にすれば?」と言われました。しかし、志望校に関しては、受験生本人に任せるしかないと思います。もちろん志望校を選ぶときには親子で一緒に選ぶべきですが、その際も本人の意志を尊重してあげてください。やはり、自分で志望校を決めることで、責任感が生まれ、合格しようという意欲が増します。
まとめ
NGワードの多くは、受験生にとって自明なことを再び言うことで、「傷に塩をぬる」という場合が多いです。受験生はそれぞれ、自分で志望校を決め、勉強計画を立てて頑張っています。受験生にとっては、言葉よりも、おいしいご飯を作ってくれたり、風邪をひかないようにマスクを用意してくれたり、といった勉強以外でのおもいやりのほうがうれしいもので、モチベーションになります。