日本史の覚え方の勉強法。年号と語呂合わせで暗記を効率化しましょう!
1. キーワードのチェーン(つながり)で覚える
暗記をするにも、日本史は英単語のように「日本語の意味:英語の意味」の1対1の暗記をすれば点がとれるかというとそうではありません。
そこで、日本史の勉強の際には複数のキーワードをならべて書いていきましょう。例えば、まず「豊臣秀吉」と書きます。そして次に、その人に関するキーワードを続けて書いていきます。「豊臣秀吉 – 刀狩 – 1588年」のように、キーワードを3つ、4つ繋げて書いて覚えます。「1588年に豊臣秀吉が刀狩令を発令した。」と文章で書いていては、「に」「が」「を」「した」の助詞を書く時間がもったいないです。助詞は頭の中で言いながら、書くのはキーワードだけにすれば効率的に覚えることができます。
2. 年号を300個、オリジナルのゴロで覚える
年号を300個覚えれば、定期テストからセンター試験の日本史までほとんどをカバーできます。1でご紹介した、キーワードチェーンで覚えていくのが良いですが、年号がキーワードと結びつくまでには時間がかかります。
そこで、キーワードチェーンと組み合わせて、オリジナルのゴロを作ると早く暗記できます。オリジナルのゴロ作成時は身近な単語を選ぶことがコツです。どういう意図でそのゴロを考えたのかが分かるため、人が作ったなじみのないゴロよりも暗記しやすく、また記憶を呼び起こしやすいです。私は本能寺の変の年号を「いちごパンツだ、信長は」(1582年 本能寺の変)と覚え、一度も忘れませんでした。苺パンツは信長と何の関係も無いじゃないか、と言われればそれまでですが、自由に楽しく且つ自分に一番合った方法で覚えることが得点アップへの近道です。
3. 一問一答を繰り返す
一問一答の参考書・問題種には賛否両論あります。一問一答をいくらやっても複合的な知識が無ければ日本史のテストには対応できないという意見です。しかし、一問一答にもメリットはあります。長い文章題を読んで時間を費やすことなく、短時間で大量の問題を解き、そして繰り返すことができます。そして何より、ステップ1のキーワードチェーンで学習をしていれば、ワード単体で暗記しているのではなく、つながりとして複数の情報を暗記できているため、一問一答のデメリットなく短時間で効率的に学習が可能です。
最後に
今回は効率的に学習する、ということに重点を置いた勉強法を紹介しました。どこからやれば良いのか分からない!と悩んでいる方は、一度キーワードを繋げるステップから始めてみてはいかがでしょうか。