勉強法 英語が苦手な受験生必見!!英語習得の秘訣は赤ちゃんになること?

英語が苦手な受験生必見!!英語習得の秘訣は赤ちゃんになること?

英語が苦手な受験生必見!!英語習得の秘訣は赤ちゃんになること?

母国語と第二外国語はまったくの別物!!

日本語と英語が違うという事は当たり前のことですが、
案外勉強していると、忘れてしまいがちになってしまうと思います。

例えば、「直訳」という言葉があるように
そのまま英語を日本語に置き換えてもニュアンスが違ってきます。
また、「熟語」は単語や接続詞が合わさっただけで全く意味の違うものに変ってしまいます。

単語を覚えるとき、日本語とリンクさせながら覚えている人は多いですが
そのような場合、なんでこうなるの?どうして意味が変わるの?と疑問に思うでしょう。

単語や熟語の覚え方は人それぞれですが、疑問にぶつかったとき
「日本語ではこうだけど、英語ではこうなんだな」「こういうものなんだな」と
割り切ることはとても重要だと思います!

語学習得は赤ちゃんのように①

生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんをはじめとする周囲の人々の言葉を聞いて言語を覚えるといいます。赤ちゃんが語学習得において一番初めにする事が「聴くこと」です。

入試問題は、リスニングが少ないのであまり重要視されないと思いますし
他の教科もあり時間がない受験生にとって、悠長に英語を聞いている暇はないと思いますが
通学時などのちょっとした時間に、日本語の音楽を聴くのではなく英語を聴いていただければと思います。

また、赤ちゃんもよく人の言葉を真似するのと同じように、
ただなんとなく聴くのではなく「なんて言っていたのか」を認識しながら
できれば復唱できたらいいと思います!!

語学習得は赤ちゃんのように②

さらに、忘れてはいけないのが「スピーキング」です。
たくさん聴き、それを声に出すことで自分の中に定着していくのだと思います。

スピーキングもまた、英語での面接試験がない限り、試験科目には入ってないので
重要視されないと思います。

私は、約56カ国の生徒が在籍している大学に通っていますが英語が話せないのは日本人だけです。
高校時代、稀にあった英語でのスピーチや教科書の暗唱で覚えた英文は
案外頭に残っているものでペーパーテストにも役立ちました。

時間がない受験生に、英会話教室をおすすめすることはできませんが、
特別何かしなくても英語を話す機会はいくらでも作れると思います。
少し恥ずかしいと思いますが、学校の友達と英語で会話するゲームをしてみたり
独り言や考え事を英語でするのはどうでしょうか??

単語と文法を知らなければ始まらない!?

やはり、どれほど聴いても話そうとしても単語や文法が分からなければチンプンカンプンです。
赤ちゃんが単語も文法も何も意識せず語学を習得できるのは、長い年月をかけ24時間聴き続けているからです。

大人が語学を習得する一番の近道は、単語と文法を理解しながら進めることだと思います。

わかる単語、熟語、文法を増やしていきながら、英語を聴いていくと
知らず知らず聴きとれる言葉が増えていき楽しくなるのではないでしょうか。

ただ「単語」として、また「文法」として覚えるのではなく
英文として覚え、自ら使いこなせるようになれるといいですね!!

たくさん読む!!

第二外国語をネイティブに習得している人は、必ず「本をたくさん読んだ」といいます。
リスニングだけでは理解できなかった単語や熟語は、本を通して「字」で見ることにより
ゆっくり調べ理解することができます。

子供のころは幼稚園や寝る前など、たくさんの絵本を読みますし
学生は本を読め!とよく先生に言われますが、英語を習得する際も同じ事です。

しかし、受験生に関しては、読書は効率が悪いかと思います。
単語量は増えても、入試問題と内容がかけ離れているためです。
なので、予想問題などの長文読解をひたすらやることをお勧めします。

小さな子供が読書中、「これどういう意味?」とよくお母さんに質問するように
お母さんが辞書だと思い、童心にかえった気持でやってみてください。
気が進まない時は、「問題を解く」「入試勉強」というより小さな子が読書をしているという感覚でやるのもいいと思います。

最後に

結局、リスニングとスピーキングとリーディング全部大事だという内容でしたが…(ライティングは学校でも重視されてますし、受験生なら嫌というほどやっているのでふれませんでしたが、ライティングも大切です) 語学は、この4つはどうしてもかかせません。

ただ、「なぜ重要なのか」「どのように勉強していくべきなのか」「どんなモチベーションですすめていけばいいのか」が分かっていただければ、少しやる気が出るのではないかと思いました。

この記事を読んでいただいた方々は、この4つが深く関連しているということが伝わったと思います。
私たちが幼い頃、無意識のうちに日本語を習得したのを、ただ英語に置き換えてするだけです!!
昔できたのだから、必ずできるという心掛けでぜひ頑張ってください!!